​軟膏に使用する道具を揃えました


皆様こんにちは、Mayaです花


前回、火傷直しのラベンダー軟膏をご紹介しました。

今回は、傷薬に使うための軟膏を生成したのでご紹介します。


まず使用した精油から軽い説明をしていきます。




 
ベルガモット

ベルガモットは柑橘系の一種で、強い酸味と苦味が特徴で食用には向いていません。

しかし、その果汁には強い抗菌、抗ウイルス、抗炎症作用があります。


柑橘系の精油は希釈して使用し、直射日光に当てないでください。

光感性があるので、必ず軟膏を塗った上から絆創膏で覆うなどの処置をしてください。

(光感性のないゼラニウムにも抗菌作用が含まれますが、効き目はベルガモットより緩やかです)


 
ジュニパーベリー

ジュニパーベリーにも抗菌作用があります。

ニキビなどの吹き出物にもよく効き、関節炎やリウマチにも使用されることがあります。


この精油も必ず希釈して使います。

連続して使用すると皮膚刺激がある場合があり、肌が弱い人は注意が必要です。


肌が気になる方は、この精油の代わりに以前紹介したラベンダーを混ぜても良いでしょう。

ラベンダーには皮膚の再生を早める効果があります。


 

ローズマリー

ローズマリーには肌のターンオーバーを活性化させる作用が含まれており、アンチエイジングケアとして化粧水や保湿液などに使われます。


細胞再生を早め、傷の治癒を促進させてくれる働きがあります。



参考書籍ダウン







軟膏の生成方法





​【道具】

《精油》
・ジュニパーベリー(またはラベンダー)2滴
・ベルガモット(またはゼラニウム)2滴
・ローズマリー 2滴

・ワセリン 容器に入る量を計測

・ヘラ(またはパレットナイフ)
・プレート(まな板でも良い)


写真でも写っている市販のワセリンに上記の精油を各2滴ずつ入れ、上部の写真のようにヘラで混ぜていきます。


ワセリンの量は保存する容器によって違うので、調節しながら入れてください。


この時の混ぜ方のコツですが、ヘラで波を描くように少し力を入れ緩めを繰り返し、伸ばしたワセリンをまたかき集めて再度同じように波を描きながら混ぜるを繰り返します。


YouTubeなどで薬剤師さんの軟膏の混ぜ方を撮影した動画もあるので、そちらを検索して参考にしていただけるとイメージしやすいと思います。



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前回はパレットナイフやプレートがなかったので少し混ぜづらかったですが、今回道具を揃えて混ぜてみるとめちゃくちゃやりやすかったです照れ


ですが、容器が小さすぎてパレットナイフに乗せた軟膏を詰めていく作業が少し大変でした。

軟膏が縁のあちこちに付いてしまい、結果的に蓋を閉めるときに拭かなければいけないので勿体無い感じがします。


詰める時はこれよりももっと小さなサイズが良いのかもしれません。あるかな、、、真顔