皆様こんにちは、Mayaです。


魔女の修行を積まれている方で、占いの他に一度は勉強するであろう『ハーブ🌿』の知識はどれくらいありますか? 魔女ではない方も、ラベンダーやカモミールなど、ハーブティーにもなっている有名なハーブの名称や効果は知っているかもしれません。


世の中には、その知識をどれくらい知っているか検定する資格試験というものがあることをご存知でしょうか?


ざっと説明すると以下の資格がございます。


メディカルハーブセラピスト
ハーブインストラクター
ハーバルセラピスト
メンタルハーブ
バーバルプラクティショナー
シニアハーバルセラピスト



数が多すぎ!!


調べただけでも10種類以上の資格があり、名前だけでは何がどう違うのか全く分かりませんよね?


実は、これらの資格は全て民間資格であり『国家資格』と違って、持っていても生活に応用できるというだけで、就活のアピールにもならなければほとんど社会では通用しないものなのです💦(面接で「わたし〇〇の資格を持ってます!」と言っても、そもそも職場がその資格の存在を知らないということもあるようです)


某通信教育講座『キャリ◯レ』では、メディカルハーブセラピスト検定なんていうものを受けられますが、なんとその受講料が4万円を上回るほど……(冗談なしでこんなの誰が受けるのでしょうか?)


日本では現時点でハーブ療法は医療行為とみなされないため、特に活動する上で持ってなきゃいけない資格というものはございません。ただ知識があるかどうかを見る試験であり、無くてもどうという話でもありません。持ってないとハーブを売ることができない、というわけでもありません。


また、自然由来の成分を使用しているので、アレルギー持ちの方や妊娠中や授乳中の方が使う上で少し注意点がありますが、正しい知識を得て、使い方さえ間違えなければ、ほとんど気軽に誰でもハーブを取り扱うことができます。


なので、これらの資格は持っていても対して自慢にもならず、お金と時間だけ浪費することになります……


『勉強はしたいけどお金はかけたくない!!』


金銭的に厳しい方はまず受けなくても良い資格です。


『日本メディカルハーブ協会』では、試験を受け合格しても自動的に資格授与にはならず、協会から認定をもらわなければいけません。認定をもらうには協会の会員にならなければならず、別途入会金8,000円、年会費8,000円支払わなければ資格を喪失してしまう……という、どう見てもお金儲けにしか見えない注意書きがされており、検定試験を受ける講座により、次から次へとお金がかかってしまう場合もあるようです。


言っておきますが、『正しい知識』を知っている上でハーブを取り扱うことが大前提です。中には少し副作用もあったり、その人の体の状態によって効果の現れ方も違うので、その都度の対処法や禁忌などは必ず知っておくべきです。


意味のない資格だから勉強しなくて良いということではありません。


資格自体には意味はありませんが、知識はどれも持っておいて損はないものです。特にハーブはお茶やチンキなど、人体の中に入れるものも含まれるのでテキトーではいけません。


ハーブだけではなく他の食べ物もそうですが、人の口の中に入るものほど体に与える影響を知っておいてほしいです。食中毒やアレルギーなど、普段口にするものだからこそ注意しなければいけないものもあります。もちろん、ハーブにもそれが存在するのです。


ですが、これらの資格が取れると謳っている通信講座を軽はずみな気持ちで受けてしまうと、後々大損をすることになります。そのうちどハマりして、検定試験だけで散財してしまう可能性もあります。


知識を得るだけなら、書店やAmazonなどで本を購入し、ハーブを買い、自分で実践して自分の体で試すことです。


私が使っている参考書は以下のものです。














これらの本を購入し、教養に役立ててください。


これらを全て買っても4万円はしません笑い泣き