みなさんこんにちはMayaです!
今回は、月の満ち欠けと魔術についてのお話をしていきたいと思います
私たちウィッカは、古代から魔術を行う際に月の満ち欠けを特に重要視していました。
その中でも《満月》は月の引力が最大になると言われ、スピリチュアルではサイキックパワーが最も強まる日とされていました。また、潮の満ち引きも月の満ち欠けに影響されるといわれています。
【満月】🌕
・潮の満ち引きが大きい
【新月】🌑
・潮の満ち引きが小さい
また、一説によると人間の精神状態にも影響すると言われ、満月になると不眠、原因不明のイライラ、気持ちが落ち着かなくなるなどといった症状が多くなるそうです。
夜空を見上げると美しい満月にうっとりしますが、私たちの精神面では、今までの積もり積もった感情が押し出されるような奇妙な感覚になるのです。ネガティヴな感情を持った人はよりネガティヴに、ポジティブな感情を持った人はよりポジティブになります。満月の日に殺人事件、交通事故や対人トラブルなどが増えるといった検証結果もあるようです。(気になる方は各自でググってください)
また、満月の日には出産する人が増えるといわれています(←嬉しみな赤ちゃん)
もしかしたら、お母さんの早く生まれてきてほしいという強い気持ちと、月の引力が赤ちゃんが生まれるのを手助けしてくれたのかもしれません(自論)
つまり、満月は良くも悪くも『人の思いが強くなる』時期なのです。なので、できるだけネガティヴな感情は消化できるように常日頃から生活を改め、取捨選択をしていくことが大切になります。モヤモヤな気持ちは速攻解決してしまった方が心身の健康を崩さないためにも最善な方法だと思います。
それだけではなく、あらゆる魔術的能力を含んだ物やおまじないにも大きな影響を与えます。
自分でハーブを育てる際には満月の日に栽培すると、よりハーブの魔術的な能力がより引き立ち儀式に成功しやすくなるといわれています。また、おまじないや儀式で使う聖水は、満月の光に潜らせるとより浄化の作用が強くなり、お祓いなどにも適します。
また、おまじないをする際には、良い出来事を招きたい(増やしたい)場合には『上弦の月』〜『満月』、悪い出来事を減らしたい場合には『下弦の月』〜『新月』に、自分の悩みに相応したおまじないをすると良いといわれています。
🌕【満月に行うと良い魔術】《増幅魔術》
・恋愛成就(彼氏と結ばれたいetc…)
・合格祈願
・金銭目的(収入を増やしたいetc…)
🌑【新月に行うと良い魔術】《減退魔術》
・病気治療(病気を治したい)
・縁切り(嫌な人から逃れたい)
・借金を減らしたい
必ずしもピンポイントでこの日のうちに行わなければいけないというわけではなく、あくまで魔術を行う際に適している時期とされている目安のようなものです。結局は月云々よりも気持ちがないと魔術は全く効果を発揮しないといっても良いのです
その気持ちが崩れないように心構えとしての工程があり、その一つがこの月齢です。
「なぜその日にこの魔術をするのか」という理由をしっかりと自分なりの言葉で表現できなくてはいけません。
思いや望みを具現化するためにひとつの形態を成したものがおまじないであり、決していい加減に乱雑にやっていいものではありません。気持ちがぶれていたり、本来の目的から遠のいてしまっているおまじないは効力が無くなるどころか、かけた自分に悪影響を与えてしまうこともあるのです。
例えば、気になっている彼との恋愛が上手くいくようにおまじないをするとします。その準備をしている途中から「やっぱり私には無理かも……」とネガティヴな考えが生まれ、そんな気持ちのままおまじないの工程を一通り終えたとしましょう。そのおまじない、成功すると思いますか? 答えは………
…… …… ……しません!
なぜなら、自分自身がそのおまじないを否定してしまっているから。自分が自分でかけたおまじないの効果を消してしまっているのです。
おまじないが効く唯一の方法は、『必ず成功すると信じる』こと。
そしてそれを叶えるための行動をすること。
おまじないは一種の自己暗示です。信じなければ、どんなおまじないも効きません。
可能であればできるだけ月齢に則りおまじないをする、もしできなければ無理はしない。
もし指定された月齢を過ぎてしまっても、そこで焦る必要もなければ諦める必要もありません。ただ、おまじないを成功させる気持ちはしっかり持っておくことです。
今回は月の満ち欠けと魔術についてお話ししました!
また次回の記事をお楽しみに