

私の祭壇には、左からセージ、ジャーマンカモミール、ローズマリー、ラベンダー、ローリエの5種類を使用しています。
参照文献はこちら↓
※この記事では、私の見解と文献の内容を混ぜて書いているので、この文献には含まれない解説をしていることがありますので、ご了承ください。基本的には、文献の内容に沿って魔術に使用してください。
※内服用(ハーブティー等)や外服用(軟膏やオイル)についての生成や使用方法は、以下の文献が参考になります。
セージ
セージの葉は、強いヒーリング効果と浄化の作用があり、インセンスでも使われるホワイトセージもその一種です。太古の人々は、高い治癒効果のあるセージを魔術に使うことによって、不死の力や長寿を手に入れようとしていました。
特にインセンスや料理のアクセントに付け加えたりして使われています。
現在でもその効果は信じられており、魔術道具やオイルの聖別などにセージのインセンスを焚いて浄化するのが主流となっています。
また、邪気や悪霊を祓い守護する能力もあり、悪霊祓いとして用いることもあります。
ジャーマンカモミール
カモミールには、ジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類が存在しますが、どちらも効果は変わりません。
特にインセンスとして使うことで眠気を引き起こし、安眠や瞑想のハーブとしても用いられます。
かなり独特な甘い匂いがきついので、苦手な人は注意してください。私は何故だかむせます。
恋愛魔術にも使われ、カモミールを煮出した液体をお風呂に入れて入浴したり、その液体を肌につけることで相手を魅了させることができると信じられています。
それ以外にも、セージと似たような守護する目的で使われることもあり、特に自分にかけられた呪いや魔術を解くために使われることがあります。
ローズマリー
かなり使える用途が多いハーブで、恋愛、願望、悪魔祓い、治癒、守護など多種多様な用途に使われます。
ローズマリーの葉をベッドの下に入れて眠ると悪夢を見なくなるという言い伝えがあります。
ローズマリーの香りは健康長寿になると言われており、ジュニパーなどのハーブと一緒に燃やすとより高い治療効果が得られるとされています。
インセンスだけではなく、ジュニパー、ローズマリー、セージ、グレープフルーツなどの精油をブレンドしたオイルを使うと、かなり強力な悪霊祓いの道具になります。
ラベンダー
ラベンダーは主に恋愛魔術に使われます。
香水や精油を使うことによって、異性を魅了させるために使われていました。
また、このラベンダーにはスピリチュアル的な用途もあり、持ち歩くと幽霊が見えると言われており、邪眼(人に睨みつけられると呪いがかかるなどの言い伝えがあります)から身を守ることもできると言われています。
願い事を叶えるにはラベンダーを枕の下に入れて眠ると良いとされています。
ローリエ(ベイリーフ)
スーパーにも売っているローリエの葉ですが、料理に使うだけではなく魔術的な使い方もあります。
儀式的なものに使う場合は『ベイリーフ(日本語名は月桂樹)』と呼ぶようですが、ここではローリエに統一します。
ローリエには強いサイキック能力があり、その葉を持っているだけで邪悪な存在から身を守ることができます。
葉を枕の下に入れて寝ると予知夢が見られ、ドリンクにして飲むと透視能力が得られると言われています。
ローリエの葉とサンダルウッドと燃やすと、呪いや悪意のある魔法から退けてくれます。
以上の5種類が、祭壇に利用しているハーブの解説となります。
どうして祭壇に使っているのか
これらのハーブは特に魔術に利用していなくても、そこにあるだけで効果を体感できるようになっているからです。
セージ、カモミール、ローズマリー、ローリエは、そのハーブ自体が守護と浄化の役割を果たしており、数日間お皿などに入れて祭壇に飾っておくだけでもお部屋の空気がかなり変わります(5日ぐらいで効果が薄まり始めるので取り替えることが前提です)。
自分の体の守護を目的としている場合は、サシェやインセンス、煮出汁やオイルなどを作って、以上の魔術を利用しながら効果を実感していただくことがおすすめです。
もし魔術を試したくなったら、スコット・カニンガムさんの著書、魔女の教科書シリーズがおすすめです
ソロとして活動される方専用の教科書もあるため、気になる方はぜひポチッとなしてください
