こんにちは、
シンガポール在住の占星術家、
まやクリスタです。
【LINE公式アカウント】限定
日常に役立つ星読み情報をお届けしています♪
今日はちょっと趣向を変えて、
シンガポールの中国語で
びっくりしたことをご紹介します
シンガポールは
中華系、マレー系、インド系、アラブ系など
様々な民族で構成されている国です。
公用語は英語ですが
中華系が7割以上を占めるので
中国語(マンダリン)もけっこう通じます。
でも、シンガポールの中国語は
英語やマレー語の影響を受けていて、
中国の中国語とは発音が若干違ったり、
単語の意味が違うものもあります。
【関連記事】中国語通訳時代の忘れられない経験。星読み鑑定は「通訳」?
2年ほど前、
シンガポール人の友達と会うために
中国語でメッセージをやり取りしていたときのこと。
不思議なことが起こりました。
友達:「日曜日のお昼がいいな」
私:「じゃあ〇日の日曜はどう?」
友達:「私は日曜がいいな。日曜は都合悪いのよ」
私:うん…ん???
混乱してしまい、
日曜がいいの?都合悪いの?という
不可解なやり取りがしばらく続いた後、やっとわかりました。
中国語では日曜日のことを
「周日」というのですが、
(読み方はzhou ri)
なんと
シンガポールの中国語では
「周日」は平日を意味するのだそうです。
正反対
友達は「平日がいい」と言ったのを
私は「日曜日がいい」という意味に受け取ったので、
話がずっとかみ合わなかったのでした笑。
もとの中国語では
周=「曜」
日=にちようびの「にち」で
周日=日曜日 なのですが
シンガポールは英語が公用語なので
英語の平日、Weekdaysと混ざり、
周=Week
日=day とあてはめて
いつの間にか
「周日」が真逆の平日という意味として
定着したようです。
英語文化と中国語文化が融合して
新しい意味が生まれた、
なんともシンガポールらしいケースだと思います。
最初はびっくりしましたが、
とてもおもしろいなぁと思いました
今日、
シンガポールのリーシェンロン首相が
新型コロナウイルスに対する
対応を更に一歩厳格化するという発表を行いました。
最初に英語で、
次にマレー語で、
次に中国語で。
さすが多民族国家の国の首相だと思いました。
楽観視せずに
自分の出来ることをきちんとやることが
感染拡大を防ぐ一番の近道。
自分がすべきことは何かを
あらためて考えたいと思います。