こんにちは。占星術家のまやです
【関連記事】浄化のシーズンの始まり ~2月17日からの3週間に心がけたいこと~
2月19日に太陽が魚座に移動しました。
ここから春分までの約1か月間は、
太陽が魚座に滞在して、
「浄化」のシーズンが本格化します。
魚座は12星座の中で最後に位置する星座です。
毎年、太陽が魚座を通過する
2月中旬から春分の日までの一か月間は、
この一年間の流れを「総まとめ」や整理整頓して
春分からの新しい一年のスタートに
備えるタイミングです。
特に今年のこの一か月間は、
賑やかな星ならび。
魚座には太陽以外に
水星、海王星が滞在中。
そして、山羊座には4つの天体
(火星・木星・土星・冥王星)が集まっています。
春分までの一か月は
私たちは主に2方面からの影響を受けて
ブレンドさせていくことになりそうです。
ひとつめは、
「目に見える結果や評価、目標達成のために
積極的にエネルギーを注ぐ」力の発揮。
突然の変化もおこりやすいものの、
自分の任された役割に
ストイックに取り組むことが
成果や評価につながったり、
何らかのブレイクスルーを経験しやすい時。
意見が堂々と言えたり、
リーダーシップが発揮しやすくなることも。
(独りよがりになりやすいことにも注意)
詳細はこちらの記事をどうぞ。
このように、目に見える結果や評価を
積極的に目指す意識(山羊座の天体)に対して、
もう一つ強まっているのが
魚座の太陽、水星、海王星のエネルギー。
目に見えない自分の心が求めていることや、
一般的な「ものさし」で測れない価値、
過去から抱えているテーマの浄化、
ルールや常識でバッサリ切り取れない
曖昧なところにある
人間らしさや弱さ、輝きの再確認、
といったことを表します。
この2つのエネルギーを受け取ることで
今自分が所属している組織や世間の仕組みに
どこまで自分が合わせていけるのか
ということに疑問を感じて
自分なりの生き方を模索したくなったり、
日常の中で取りこぼされてしまった
大切な価値観に気づき、
心が無理する生き方をやめたり、
方向転換をしようという意識が芽生えたり
しやすい時になります。
また、社会のレベルで考えると
山羊座が象徴するのは
「ルールや組織、行政、国、枠組み」など。
人が安定して暮らすための行政やルールに
突発的な変化や不安の起きやすい時。
限られた予算をどう配分するかを決める過程で
見落とされてしまったものを拾い上げて、
「これも大切だよ」と、改めて必要性を
説いていくような、
セーフティネットを貼る活動が
活発になっていくかもしれません。
両方が影響し合いながら
自分の内面に大きな気づきや変化が
もたらされるとき。
いまの立場や役割に邁進してきたことで、
なかなか向き合えなかった
(でも大切だとわかっていた)ことが
浮上してきて、
一つずつクリアにしていくことになったり、
これまで走ってきたスピードを落として
一度振り返る「内省」の時間を持ったり
「現実」と「心」のずれを修正すべく、
無理をやめて自分が望むことをしたり。
まとめや片づけをしていく中で
自分の成長を確認したり次の目標を見つけたり。
そんな風に
目に見える現世と、
一般の物差しでは測れない心の豊かさの
バランスをさぐりながら
内省や整理整頓が進んで
新しいスタートに備える一か月になりそうです。
春分以降、振り返ってみた時に
この時期の気づきがすごく大きな転機だったと
思うこともあるかもしれません。
まもなくやってくる新月の読み解きでも
取り上げてみたいと思います。
オリーブ ルッカ
(対面セッション・Skypeセッション)