こんにちは。
占星術家のまやです。
昨日は旧暦の元旦、春節でした。
つまり、水瓶座の新月の日でもありました。
詳細は昨日の記事をどうぞ
私は久しぶりに髪を切りに行ってきました。
髪を切ることは
「リフレッシュ」「デトックス」といった
イメージと繋がる行動なので、
新月とたまたまリンクしたことが
なんだか嬉しかったです←単純。
さて、シンガポールは
中華系、インド系、マレーシア系、アラブ系と
多民族からなる国ですが、
人口の約7割が中華系なので
春節=チャイニーズニューイヤーは
盛大に祝われます。
街中も赤を基調とした
派手な飾り付けが目立ち、
とても華やかです
バス停付近の広告も
春節風になっています。
たとえばこちら。
動物園の広告です。
シンガポールには4つ、
シンガポール動物園
水生動物園(リバーサファリ)
ナイトサファリ
バードパーク
があります。
1月から2月にかけてやっている
イベントのですね。
「squeaky」って
ねずみの鳴き声を表すようなので、
英語の部分は
「賑やかな新年、
チューチューイヤー(ねずみ年)を楽しもう!」
みたいな意味ですよね。(←ほんとか)
注目は〇で囲った中国語の部分。
「鼠不尽的歓楽」。
=
「数えきれない(ほどたくさんの)楽しみがある」
という意味・・・なのですが、
実は、あえて一文字変えているのです。
さて、どこでしょうか?
…そうなんです。
最初の文字が
なぜか「鼠」になっていますね。
「数えきれない」は、正しくは
「数不尽」と書きます。
「数える」の中国語は「数」。
今年のえとである
「ねずみ」の中国語は「鼠」。
なんと
両方とも発音が同じ「shu」なんです
この文は
同じ発音の漢字を組み合わせることで
読んだ人に、動物園にいくと
①「すっごく楽しいよ」
②「色んな種類のねずみがいるよ」
という両方のイメージを
持たせてようと工夫しているんですね。
中国語は、基本的に
漢字一文字につき、
ひとつの発音しかありません。
そういう構造の言語なので
韻を踏む言葉遊びがしやすいんです。
発音を合わせる=韻を踏む ことは
漢詩の基本のルールもになっています。
日本語でもラップのように
言葉のリズムや発音を合わせる
言葉遊びはありますよね。
とはいえ、
日本語で韻を踏んでいる文章を
意味だけ取って中国語に訳しても
おもしろさも何もなくなるわけです。
その逆もしかり。(この看板のように。)
もう、みんな韻を踏むのが好きなんだから…←
こんな顔に私がなるのは
中国語通訳者時代のにがーい思い出があるから
【過去記事】中国語通訳での忘れられない経験。星読み鑑定は「通訳」?
笑いをお届けできればうれしいです。