お腹のベイビーとの甘く楽しい時間と、
もたもたしていられない〆切りと。
その間で、気づかぬうちに時代も過ぎてゆく。
確実に、流れてる。
あゆカップルが別れちゃったね。
年末に、『私たちは、最も永遠に近い場所にいると確信しています。』
みたいなことを、
言っていたのをよく覚えている。
そして一年が過ぎ、
一つの愛に終わりを告げる時も、
自分に真っ直ぐで在り続ける彼女を、
改めてカッコイイって思った。
自分の意思を貫く事は安易な事じゃないし、
それに値するほどの覚悟がないと、
きっと人なんて簡単に、壊れてしまう。
本当は言葉なんかじゃ伝えられないほどの楽しい思い出や、
辛い思い出も沢山あると思うし、
だからこそ、大切に大切に守ってきたはず。
遠い存在の理想のカップルだったふたりの
二人にしかわからない事だけれど、
文章というフィルターを通して、
受け入れられるくらいに、私も大人になっていた。
切なく、悲しい。
だけど、そんなにもカッコイイ女性と、
同じ時代に生きれて幸せだと改めて思った。