【一斉ワーク御礼】能登の寺社めぐり

先日、こんな記事を書きました。

（思いがけず、たくさんの方に

読んでいただいたようです。

ありがとうございました）

霊的にいい人

それで、これからは

「霊的にいい人」「霊的に素直な人」として

生きていこうと思っていたところ‥‥

たまたまこの本を読んで、
「妙好人」を知りました。

別冊ＮＨＫ１００分ｄｅ名著　「日本人」とは何者か？ (教養・文化シリーズ)/NHK出版: ￥972; Amazon.co.jp

妙好人とは

浄土系の篤信者のことです。
彼らは
下駄職人など市井の人であり
学もなく、欲もなく、

念仏を毎日唱えながら

ただひたすら
仏と共にある喜びに満ちて生きました。

鈴木大拙は「日本的霊性」で

「浄土系信者の中で特に信仰に厚く徳行に富んでいる人を妙好人と言っている。彼は、学問に秀でて教理をあげつらうというがわの人でない。浄土系思想をみずからに体得して、それに生きている人である」
と高く評価し、世間に広く紹介しました。

妙好人というあり方を知ったとき、

「霊的にいい人」「霊的に素直な人」って

もしかしたらこういう人なのかもと感じました。
今の私は到底及ばないけれど
これからは妙好人のようなあり方を目指そう。

そんなことを思い、

つい先日より「日本的霊性」を

本棚の奥から取り出して読み始めました。

そんな頃、

金沢方面へ遊びに行く計画が

たまたま持ち上がりました。

鈴木大拙は金沢出身の人です。

おぉー。なんかしらんけど

いろいろつながってる。

それじゃあ

能登の寺社へ行ってみたいな。

一斉ワークの最中だし、それもいいかも。

‥‥というわけで先日、

能登の寺社めぐりをしてきました。

石川県羽咋市の気多大社です。

ご祭神はおおなむちのみこと。
第8代孝元天皇の御代に
おおなむちのみことが
出雲からやって来て、
化鳥・大蛇を退治したと伝えられています。
出雲神話と微妙に似てます。

手前が拝殿。奥が本殿。
スッキリと清浄に整った感じが印象的でした。
この感じは、出雲大社と言うより
白山神社に似てるなぁと思ったら
摂社のひとつが白山神社でした。

この先は禁足地。

次は
妙成寺へ行きました。
日蓮宗の北陸本山です。

立派な二王門。

五重塔。
塔は見上げるため
（意識を上昇させるため）に
建てたんじゃないかと
いつも思います。
こちらの塔も、眺めていると
すーっと意識が上昇するような気が。

本堂。
能登のお寺は
まさしく「行」の場なのだなぁと感じました。
参詣気分でやってきた人を
真摯な気持ちにさせる何かがあります。

さて。
三カ所目は永光寺。
1312年に瑩山禅師によって開かれた曹洞宗の寺院です。
瑩山禅師が曹洞禅の根本道場とした寺です。

山門。

法堂。

いろいろ写り込んでしまってますが
明治時代の永光寺の全景図。
この山全体が道場だったのですね。
このお寺、とてもよい場所にあると感じました。
流れの速い川が流れていて
山全体がひとつの世界（聖地）になっています。
瑩山禅師は八歳で永平寺に登り、
その後、諸国行脚へ旅立って
永光寺を開山したそうです。
「永光寺は
永平寺をお手本に開かれたお寺なのかな」
「名前も似ているし」と思ったりしました。

お寺のポスターに書いてあった言葉。
「散るがさだめの花ならば。」

四カ所目は
七尾市の能登生國玉比古神社（気多本宮）。

おおなむちのみことは
能登生國玉比古神社に鎮座した後、
気多大社へ遷座したと伝えられています。
向拝の龍の彫刻がすてき。

最後に訪れたのが
高岡市の瑞龍寺。
荘厳。

能登はお寺が立派ですね。
信心深い土地なのだなぁと感じました。
また、今回、寺社めぐりをして
鎌田東二さんが
「神は来る者、神は立つ者、神は祀る者」
「仏は往く者、仏は座る者、仏は成る者」
と書いていたのを思い出しました。
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今回の寺社めぐりでは
一斉ワークのご参加の皆様が
最善のプロセスをそれぞれ経験されるように
お祈りしてきました。

今回、私は、
ラリー君も体調を崩すことなく
私自身も体調が最も良かったです。
これは私が
「起こるときには起こる」と
いろんなことを
受け入れたからだと思います。
また、
3月以来このワークの期間中も
多くの示唆や導きに恵まれたと思います。
「私は
私であることしか表現できない」と
観念し、受け入れさせられた期間でした。
ここ最近は
内側は加速するのに対し、
外側はどんどんシンプルになっています。
「時間」のとらえ方が変わってきているなと
最近思います。
「時」も第五チャクラのテーマですよね。

やりたいことはやればいいし
やりたくないならやらなくていい。
小さなことに幸せを感じる自分に
しみじみとした幸せを感じています。
そんな感じで
妙好人になっていこうと思います。

このたびの一斉ワークに
ご参加いただきましてありがとうございました。
次は7月ですね。
どうぞよろしくお願いいたします。