(昨年11月頃。昼寝をするはなちゃん)


老猫はなちゃんが亡くなり、パートナーに変化が起きました。

お互いAC(アダルトチルドレン)で波乱が多く、かなり距離のある私たちの関係。。


はなちゃんが亡くなった瞬間、私は台所にいたのですが、彼は「○○ちゃん、はなちゃんが亡くなった!」と私に抱きついて来たのです。


私は彼の行動にびっくりしたのと、はなちゃんが亡くなった悲しみで、しばらくお互いを抱き締めました。

それからはなちゃんの所に行き、はなちゃんの上にパートナー、その上に私が被さり、泣きました。


その夜、彼は自分の布団を私の部屋に運んで来て、

「落ち着くまで一緒に寝たい」と言いました。


私の側にいたくなった心境について彼は、

「親との関係がいびつで距離があったから、はなちゃんや私に対しても、元気なら遠くにいてもいい。近くにいなくてもいいと思っていた。でもそれは強がりで、はなちゃんが死んで、やっぱりはなちゃんにもっと側にいて欲しかった。そして○○ちゃんの側にもいたいと思った」

と話してくれました。


ところで、彼の悲しみは私より遥かに深いようです。

私もはなちゃんが亡くなって悲しいですが、精一杯可愛いがったし、年齢的にも長生きだったので、そこまで悲しくありません。


でも、親との関係が希薄で、彼がはなちゃんを拾った時は人生のどん底とも言える時期で、はなちゃんは唯一の家族だったようです。

その後登場した私は2番目の家族でしょうが、彼とはなちゃんの親密さに比べれば、1番目と2番目の間にはかなりの差があります😅


まあ私も彼ほどではないけど、人間より動物の方が安らぐ人種なので、気持ちは分かるんですけどね。


彼があまりにはなちゃんの死を嘆くので、

「はなちゃんの代わりに私が亡くなれば良かったかもね。私ならそんなに大したことないでしょ?

と嫌味を言ったら、

「そんなことないよ。○○ちゃんが死んでも悲しいよ」と否定してくれましたが💦


彼の変化は一時期なものかもしれませんが、少し温かい関係になれて嬉しいです。



ところで、人間関係は楽しいこともあるけれど、嫌いになったり、冷たくしたり、嫌味を言ったり、顔色をうかがったり、表面は良くても陰口を言ったり、色々複雑です。

でも動物は側にいるだけで嬉しく温かい気持ちになるし、駆け引きなしの純粋な気持ちで交流するので、振り返ると幸せな思い出ばかりです。

なので、人間が亡くなるよりある意味つらいのかもしれません。