老猫はなちゃん、18歳。

かなり弱って来ました。そろそろ寿命かもしれない。


18年前、パートナーの職場の駐車場に赤ちゃん猫8匹が段ボールに入れて捨てられていたのを、彼が全匹連れて帰り、

里親が見つかるまで、一人で面倒を見たそうです。

睡眠時間を削って、子猫たちにミルクをやり、排泄を促し。

最後に残ったのがはなちゃんで、はなちゃんを飼うことにしたそうです。

それから18年。。彼は手塩にかけてはなちゃんを育てて来ました。


彼のはなちゃんに対する愛情はとても深く、はなちゃんの老化が始まった数年前から、

「いつかはなちゃんが死んでしまうことを考えると辛くて耐えられない」

と時々泣いていました。



数日前から、がっくり弱って来たはなちゃん。

うちは人間も動物もあまり医療に頼らないので、はなちゃんも今まで病院に連れて行ったのは数えるくらい。

弱って来たはなちゃんを見て、一度だけ病院に連れて行くことしました。

獣医さんによると、老化による腎臓機能の低下や栄養不足や脱水状態とのことで、点滴をしてもらいました。

点滴をしている間に私たちは、うどん屋さんで食事をしました。

うどんを食べながらはなちゃんの事を話しているうちに、パートナーは両手で顔を覆って泣き始めました。

(彼ははなちゃんが亡くなったら後を追うのではないか?と思うくらい落ち込んでいます)



私もはなちゃんが亡くなるのは悲しいけど、はなちゃんと一緒に過ごせたこと、たくさん助けられたことに感謝したいと思います。


(寝てる時間が多くなったはなちゃん)


はなちゃんと一緒に過ごせて楽しかったよ。

はなちゃん、どうもありがとう。