この時77歳だった丸山博士は指示に従い、再び臨床試験を開始。

そして研究を重ね再度申請しますが、1981年厚労省は再び却下。

最初に申請した時から5年の歳月が経っていました。

丸山博士は落胆しました。

国が認めない丸山ワクチンを患者たちはどう思っているだろう。。

しかし、博士が目にしたのは、いつもと変わらず丸山ワクチンを求めて研究所を訪れた人々の長い行列でした。


その後、厚労省は認可はしないが使用は認めると表明。

丸山博士は90歳でこの世を去ります。

告別式には丸山ワクチンで救われた患者や家族が全国から集まったそうです。


丸山ワクチンは40日分で9720円(安い!)。現在まで40万人もの患者に使われて来ました。


副作用もほとんどなく、安価なら理想的だと思いますが、なぜ国は認可しないのでしょうか?


後に分かった話では、厚労省や調査会は始めから丸山ワクチンを認可しない方針だったそうです。

政・官・業・学の癒着が原因。。

製薬会社は新薬を認可してもらうために、厚労省や医師会などに献金や接待などするそうですが、

丸山ワクチンの製造を担ったゼリア新薬は中小メーカーで社長もまじめな人だったので、そういう根回しを一切しませんでした。

ところで、丸山ワクチンに先立って、クレスチン(三共製薬)とピシバニール(中外製薬)という2つのガン治療薬が異例のスピードで認可されました。

実は調査会の座長のS氏はクレスチンの開発に携わっていて、

S氏は自分が作った薬を自分で認可し、ライバルの丸山ワクチンを潰すために認可しなかったのではないかと言われています。


丸山ワクチンについては、「効果がない」「国が認可しないのは有効なデータが不足しているから」など批判的な意見もあります。

しかし、国が認可した抗がん剤やワクチンで重い副作用に苦しんだり亡くなる人は大勢います。

私なら抗がん剤より丸山ワクチンを選びます(基本は薬に頼らない主義ですが)


それから、丸山ワクチンの患者一覧表には政治家や芸能人も名を連ねているそうですが、東大の医師たちも少なからずいるそうです。

東大の医師たちは丸山ワクチンに猛反対していたのに、自分がガンになった時は丸山ワクチンに頼ったのです。

なんという矛盾!

なんだか、丸山博士がお気の毒になります。

丸山博士のように世の中のために尽くす人やその発明というのは、潰されたり、横取りされたり、排除されるような気がします。







怪しいコロナワクチンが急ピッチで準備される一方、

丸山ワクチンのような良質と思われるワクチンがいまだに認可されないのは、なんとも不条理だと思うのです。