シャンプーや石けんがなかった昔の人は、どのように髪や体を洗っていたのでしょうか?

江戸時代の人々は、うどん粉(小麦粉)、ふのり(海藻)、粘土、灰汁(あく)、ツバキの油粕(あぶらかす)などで髪を洗っていたそうです。

そして、髪を洗うのは月に1、2回!

昔は水が貴重で、洗髪には水をたくさん使うので頻繁には洗えませんでした。

銭湯では洗髪は禁止。

ほとんどの家に風呂はなかったので、自宅の縁側や土間、井戸端で、たらいに水を張り洗っていたそうです。

まず、びんづけ油などで固まった髪を櫛(くし)でほぐし、

ふのりをお湯で溶かし、うどん粉を加えて混ぜ合わせ、それを髪にすりこみ、お湯で髪をさばき、水で洗い流して乾かすと匂いが消えてつやが出たそうです。

長い髪が乾きやすいように天気の良い日を選んだり、大仕事だったとか。


また、顔や体はぬか袋(ぬかを布袋に入れたもの)で洗っていたそうです。




ぬかは油分やビタミン、ミネラルなど美肌効果が抜群。




ちなみに16世紀頃ポルトガルから石けんが入って来ましたが、非常に高価で、石けんが一般的になったのは明治の後半から。


そして、1935年(昭和10年)のシャンプーの広告がこちら。洗髪は週に一度!と書いてあります。




1965年(昭和40年)。夏の洗髪は5日に一度!




1983年(昭和58年)になると毎日に!(笑)



この1983年の女性の髪は、黒くてちょっとゴワゴワしていますね。

最近の女性の髪は、ヘアカラーなどのお蔭でもっとツヤツヤ、サラサラですが人工的な美しさとも言えます。


ところで、ショージ・サエキさんの「シャンプーが危ない!~日本人絶滅~」によると、

GHQの「日本人絶滅計画」は衣食住の全てにワナが仕掛けられていて、シャンプーもワナの一つである。

        

明治や大正にもシャンプーはあったが石けんシャンプーで人体に害はなかった。

しかし、1950年以降のシャンプーには、石油から出来た化学物質である界面活性剤が入っている。

つまり、人体に有害な殺人シャンプーに切り替わってしまった。




テレビのCMで頻繁にシャンプーの宣伝が行われ、日本人は毎日有害なシャンプーで髪を洗うよう洗脳されている。

日本は海外と比べてもシャンプーの回数が多いシャンプー大国。

髪や体を洗い過ぎてはいけない。

日本はテレビを中心とした洗脳社会であり、日本人を愚民化させ健康を害し、お金を搾り取って最後には死んでもらうよう仕組まれた社会。


とのことです。


ちなみにサエキさんはシャンプーは使わず、お湯で髪を洗うそうです。

私も昔は花王やP&Gなどのシャンプーを使っていましたが、今はナチュラル系のシャンプーかオリーブオイル石けんで洗います。

最近は、重曹(じゅうそう)やぬかを使っての洗髪を試し中。

そして週の半分はサエキさんと同じく湯シャンです。

昔の日本女性は髪や肌が美しかったと言われますが、それは髪や体を洗い過ぎず、うどん粉やぬかなど自然なものを使っていたからかもしれないですね。