実際、ちょっと太め(BMIが25~27くらい)の方が健康的で長生きという研究結果が多数あるそうです。

また、高血圧や高コレステロールより、降圧剤やコレステロール低下薬の薬害の方が怖いと言われています。

「メタボの罠」の大櫛陽一氏は、

「メタボ健診は基準を厳しくして、患者を増やし、薬物の使用量を増大させ、国民の半数を薬漬けにしようとする悪質なトリックだ。

産官学の癒着が生んだメタボ撲滅運動である」


と述べています。

良心的なお医者さんもいますが、全体的に見ると、厚労省や製薬会社や医学会の利権が優先されている日本の医療。

今やメタボ市場は巨大産業です。

高血圧の基準が180から130に引き下げられたことで、降圧剤の年間売上高は、2000億円から1兆円に急増しました。

(降圧剤は脳梗塞のリスクを高めると言われている)

  一昨年お亡くなりになった(消された?)新潟大学名誉教授の安保徹さんは、

  

「メタボ健診は医療偽装。

血圧も体はちょうどいい血圧を選んでいる。

降圧剤の血流障害で、頭、目、腎機能などがやられる。

コレステロール低下薬も肝機能障害や黄紋筋融解症などで寝たきり、車椅子に。

血圧も必要なので上がっている。下げるのはダメ。

糖尿病も食べないのが一番。

医者も患者も間違ったクスリ信仰。

患者が「クスリは嫌だ」と言うと、医者は怒って患者を脅す。

それは医者自身が、クスリで病気を治すことしか習っていないから。

理論やベースがしっかりしてないところで治療しているから、医者も不安で怯えている。

私は医者も患者もまとめて救いたい」


と述べていました。

安保さんの慈悲深さを感じます。。


ところで、ちょっと話は変わりますが、

日本では、健康診断が盛んに行われていますが、欧米では健康診断の有効性がはっきり認められないことから、日本のように大々的には行われていないそうです。

日本の検査24項目のうち有効性があるのは、

禁煙、飲酒、うつ、聴力に関する問診。

それから身長・体重、血圧測定。視力、血糖、脂質検査。

の9項目だけ。



「メタボの常識・非常識」の田中秀一氏は、

「健康診断を受けるのは当たり前と思っているのは日本人くらい。

日本は世界でも特異な健診大国。

有効性がないと判定された肺がんのX線検査や心電図検査などをやめてしまうと、仕事がなくなって困る人も大勢いる。

健診を続けるのは、失業対策の意味もあるようだ。

これでは、ほとんど使われない道路や橋でも造り続ける公共事業と変わらない」


と述べています。


ところで、ちょっと視点を変えてみれば、

世の中を支配している人々は、西洋医学など使わず、真の最先端医学や波動医学で病気を治すそうで、

私たちが受けている医療や飲んでいる薬は、庶民用、つまり2流の医学かもしれません。

例えばヨーロッパの貴族の方々などは、メタボ健診なんて受けないと思うし、副作用のある降圧剤なんか飲まないでしょう(笑)。

なので、健診を受けても、数値にはあまり振り回されないように、

メタボや医療業界のワナに引っかからないようにしたいですね。



※参考文献

・「メタボの罠」大櫛陽一
・「メタボの常識・非常識」田中秀一
・「メタボの暴走」船瀬俊介
・「99%の人が知らないこの世界の秘密」内海聡