これからどんどん運気が良くなっていくあなたへ

遅ればせながら、今日は前回↓の続きです

君の名は。の2人はツインソウル。
そして、天気の子の2人はソウルメイトだと思われます。
※以下、ネタバレありです。
恋人になるソウルメイトは、幼少期を似た様な環境で過ごす事が多い様です。
違う魂が、同じ様な課題をクリアしてから出会う様に約束して生まれてきています。
なので、いつ出会うかではなく、
魂がこんな風に成長したら、その次の課題は2人で取り組む為に出会おうね、と言う感じ。
だから、出会って話してみると、2人の共通点が沢山見つかって、とっても共感出来るのです。
2人でいると、違和感がなく、自分が自分らしくいられる。
そして、映画でもそうですが、
出会った事で人生が大きく変化し始めます。
天気の子では、2人が出会った事で、陽菜は自分の使命だと思える仕事に出会えました。
でも、現実社会でもそうですが、使命だと思える仕事に出会うって、
とても素晴らしい事である反面、仕事とプライベートの区切りがなかったり、
身を削る様な葛藤を経験したりもします。
それこそ、映画の様に自分の命を削っている様な所もあったり。
水瓶座の新海監督の作品は、ファンタジックな映像や景色の裏で、
リアルな時代の流れや風潮をメッセージしてるので、多くの人々の集合意識にグッと刺さるのでしょう。
(同じ風の星座の双子座、天秤座、水瓶座の人には特に刺さっている模様
)

高度経済成長の時代は、
社会の為、全体の為には個人の犠牲は仕方ないとする風潮がありました。
今でもバブル世代以前はこの感覚が強いですね。
でも、今の20代より若い世代は特に、そんな感覚は殆どないのが普通かも知れません。
(映画の須賀世代の3.40代はその狭間
)


この映画では、そんな時代感覚の移り変わりの中で生きる若者の葛藤が描かれています。
大人が作った社会や常識は若い世代にはとても息苦しい

16歳の主人公、帆高にとっては、今の自分にとって、何が一番大切なのか。
社会全体の都合と好きな人の命と言う究極の選択の中で、
自らの意思を試される場面が何度も訪れます。
須賀さんのセリフで、
「どっちを選んだところで、世の中はどうせデタラメだ。」
と言うセリフがありますが、
混沌として様々な価値観が交錯する今、
正解なんて既にないのだから、
自分で自分の正解を作るしかないと言うことですね。
最終的には、帆高が覚悟を決めて社会に立ち向かっていく事で、
陽菜も心を決め、自己犠牲ではない選択をする事が出来ました。
2人が、お互いの課題と向き合い、
乗り越えていく様子が美しく描かれています。
お互いがいなければ乗り越える必要すらなかった課題かも知れませんが、
出会った事で向き合わざるを得なくなるのがソウルメイトの課題です。
これからの社会の価値観やシステムの大きな変革を、
天気という分かりやすい比喩で予言している様な映画でした🌞
2030年頃には、映画の様に全てが今とは違っていて、
私達の生活も大きく変わっているのかも知れません

そして、それはそれで大丈夫だ、という事です

参考動画