5月24日

父の癌との闘いが始まってから
不安で怖くてblogに書けなかった…

次々に出てくる合併症、それを超えた、
生死にかかわる病名を告げられ、
もしもの事があった場合の話はされてますか?
いつ呼び出されてもおかしくない状態ですと、
毎回言われる度に、
胸、抉られるような苦しさと
先の見えない不安でいっぱいで、
いつも波がとめどなく溢れ…

ガリガリに痩せ、骨と皮と筋になり、
歩けず、起き上がれず、
お尻が痛い、腹が痛いと、
頑固おやじの面影ないほどやつれほし…

それでも毎日、会いたくて、愛おしくて
遠い病院に苦手な運転で🚙通った…

4人兄姉で、父が1歳の時に逝ってしまった
お母さんの代わりに、私が母になろうと🤱
いつも愛を持って父に接しても一方通行で…
今日やっと、
父の頑固が剥がれた気がした。

家に帰りたい、来月には帰る…
と力なく父の口からこぼれた言葉

どんなに家族が前向きに頑張ろうとしても、
父が弱気では治る病気も治らんどころか、
次々と病気が増える一方で…
どうか、ある日、ふと、
なんか俺、大丈夫のような気がする!って
スコンと自分の生命力を信じて
吹っ切ってくれないかなぁと願っていた。

ご飯を目の前にして、首項垂れて溜息つき、
一口お粥を食べたらもういらない。
リハビリやりましょう?と
毎日来てくれる看護師さんに
ただただ首を横に振るだけの父。

いつも寄り道する気力もないけど、
父の調子が良いと、スーパーで買いすぎるし、
父がやつれ細って弱気だと食欲もわかないけど、
顔色が良かったりお話しできたりすると、
家に帰って嬉しくて食べ過ぎる。

少し調子が良くて喜んでいると
翌日には管がまた増えている…
少し食べられて喜んでいると、
食事禁止で点滴が増えている…
そんな繰り返しな毎日だけれど、
少しずつ綴っていきます。。