香り師のまやです。
先日TV番組で、大人のイジメについてやってた。
大人のイジメって昔からきっとあったんやろうけど、ここ最近は本当に多いんじゃないかな。
ってか、取り上げられることが増えてきたのかな?
なんにせよ、大人のイジメって子どもの世界よりタチが悪い。
子どものイジメも最近はタチが悪いけど。
人を自殺にまで追い込むのは、もはやそれは”イジメ”ではない。
それは”殺人”だ。
それは大人であろうが子どもであろうが関係ない。
”やってはいけないこと”だ。
どうしてそれがわからないんだろう。大人なのに・・・。
その番組に出てたコメンテータも、元教師で、大人のイジメを経験したそう。
その人がされたイジメは、”シカト”。いわゆる無視。
無視って、野生の動物の世界でもあるようで、動物の場合はそのまま群に馴染めず死んでいく。
”孤独死”だ。
動物は”自殺”はしない。
自分の命を全うする。
でも、そんな動物が、敵に食べられるわけでもなく、衰弱して自然に死んでいく。
無視ってそれぐらい酷いことなんだ。
それを人間の世界は、面白おかしく、悪ふざけでやる。
”死ぬほど辛い無視”を。
初めはきっと悪ふざけで始まった、”無視”や”イジリ”行為も、どんどんエスカレートして、もう本人たちは対象者が悲痛な感情を抱いていても気づかない。
もう引くところがわからなくなってしまっている。
で、相手が自殺をしたり、なんらかのアクションを起こした時に初めて事の重大さに気がつく。
遅い。
もう、相手が自傷行為を起こしてしまったら、それは手遅れ。
ましてや自殺なんてされてしまったら取り返しがつかない。
誰も幸せになんてならないイジメ。
私も過去にある。
イジメられたことも、イジメをしたことも。
それこそ小学校や中学校の時だ。
イジメられたのは本当にわずかな期間だったし、それでも仲良くして一緒にいてくれて、一緒に怒ってくれる友達がいたから私は大丈夫だった。
そして、イジメに負けなかった。
その時のことが今の自分にどう影響を与えているかはわからないけれども、その時一緒にいてくれた友達と今は繋がってないけれど、心の中ではずっと記憶に残っている。
小学生の私にはとても大きな支えだったのは間違いない。
私がイジメたことあるのは、今で言うイジリだ。
その子にもきっと大きな心の傷を作ってしまっただろうな。ごめんなさい。
あと、中学校の時に何気ない一言でクラスメイトが不登校になったこともあった。
お昼の時間に一緒に食べてた班の子に、「烏龍茶ってダイエットにいいんよな〜」って言った。
当時、烏龍茶がまだあまり飲まれてなくて、私は知識の一つとしてそれを話しただけだった。
でも彼女は傷ついた。
少しぽっちゃりした彼女。
でも、私の方が太ってた。
そんな私の一言に、彼女は傷ついた。
悪意は全くなかったけど。
それでも彼女は傷ついた。
私にはそんなつもりはなくても、言われた彼女は傷ついて、中三まで学校に来なかった。
彼女はきっと私を恨んでいるだろう。
ごめんなさい。
彼女が学校を休むことはきっと緊急措置だったのだろう。
この緊急措置を”逃げる”と言う人もいる。
始めに話した番組でも、”大人イジメ”を経験した元教師のコメンテータも、その環境に馴染めず、自分を守る為に職場を変えたそう。
それに対して、メインキャスターが「逃げたんですね」て言った。
その瞬間になんか空気が変わった。
日本人って「逃げる」って言葉に敏感!
逃げることを悪としないでほしい。
確かに立ち向かわないといけない時はあるけれど、先ずは自分を守るのが第一だと思う。
仕事を辞める。環境を変える。って別に逃げることにはならないと思う。
逃げる場所があるって大切。
私も自分の子どもが、安心して帰ってこれる家にしよう。
でも思春期の子どもって、自分の居場所を自宅以外に造るんだって!
だから、外での問題が増えるのか( ̄∀ ̄)
覚悟しとこ〜!!