「とりあえず帰る」
と 言い残してじーの家を出てから約2週間。
相変わらず、じーからの連絡はない。
私も連絡する気がないのでしていない。
私は元気。
いたって普通。
仕事が忙しいってのもあるけど
じーのことを考える時はほとんどなくなった。
それは
私には話を聞いてくれる人がいるから。
ってのは1つの理由で、
実は他にも理由があって、それは
「好き」 と言ってくれる人がいるから。
その相手はN課長。
私の直属の上司。
33歳、独身。
昨年5月ごろ、東京から転勤で大阪にやってきた。
※私のいるプロジェクト全員が、お客さんのところに駐在していて
N課長は会社の事業所にいるので、1週間に1回程度しか会わない。
このN課長、とても尊敬できる人で、話をしていても楽しいので
「人」としてとても好きな人だった。
今までは、じーがいるから「男」としてみたことがなかったけれど
じーとケンカしたりぎくしゃくするようになって
N課長とメールで話をしているうちに、「男」として見るようになった。
「人」として惹かれていたから、もちろん「男」としても惹かれた。
その上、半分冗談ではあるけれど
「彼氏と別れた時は、俺と付き合ってね」 や
「最終手段は俺がいるじゃん」 のような内容のメールが来た。
その後、私はじーから決定打を言われ、
じーへの気持ちが冷め、N課長が急上昇した。
メールをしているうちに、N課長とふたりで飲みに行くことになり
この時、私はN課長にじーから言われた決定打の話をした。
続く・・・