「付き合って欲しい。家を出るから」
というじーの言葉に「OK」を出した 時点から、私とじーは付き合うことになった。
正直、「家を出る」というじーの言葉は信じてなかった。
なんだかんだ言って家は出ないんじゃないか。と思ったし
そこまで私に対して気持ちがあるとは思えなかった。
付き合い始めた1週間ぐらいは、私の家に(親は旅行中)ほとんどいたし
「家には帰りたくない」と言うようになった。
クリスマスには私と温泉に行き、年越しも一緒に過ごし
じーは家に帰ってなかった。
「彼女(同棲相手)は気づいていないんだろうか?」
とは思いながらも、じーには聞かなかった。
(典型的な愛人タイプになれます 笑)
じーがラブホに行くのが嫌い(できれば行きたくない)なので
必然的に車で過ごすことが多くなってきたある日
じーに聞いた。
「いつ引っ越す予定なの?」
「家が見付かり次第やな。なんで?」
「平日も土日もずっと車で過ごすのは嫌やもん」
Hもどこかに泊まりに行かないとできないし・・・」
「がんばって家探すし、もうちょっと待って。」
「わかった。待ってる。
ところでさ、彼女(同棲相手)には話したの?」
「おう。したでー。
『引っ越す』って話した」
「じゃぁなんて?」
「『なんで?』って聞かれたから、
『眺望がいいとこに引っ越したいから』って答えた。」
※眺望がいいとこってのはじーの希望
「それだけ?」
「うん。それだけ」
「それって、彼女(同棲相手)自身も一緒にって思ってるんじゃない?
それは話したとは言わへんよ!!」
「やっぱり?」
「『やっぱり?』じゃないよっ!」
やっぱり、なんだかんだ言って別れるつもりないのか・・・?
それにしても、彼女(同棲相手)は私の存在に気づいていないのか?
クリスマスも年末も帰ってこなかったら、普通は気づくはず。。
気づかなくても、怪しいとは思うはず。。
まぁ、私が考えてもしょうがないし
なるようになるやろ。。
と思って1・2週間経ったある日
「ちゃんと彼女に話したで」
とじーが話始めた。
(以下、その時のじーと彼女の会話です)
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「この間言ってた『引っ越す』ってのはほんとやで」
「眺望のいいとこに住みたいからでしょ?
うん、いいよ。」
「ここは解約するし、お前は実家に帰る準備してな」
「え?どうゆうこと?」
「眺望がいいとこに住みたいってのは
嘘ではないけど、家出る理由はそれじゃない」
「じゃぁ、何が理由なん?
私はどうなるの?」
「好きな人ができた。
だからお前とは一緒に住めないから引越しする。
急で悪いけど、お前は実家に帰って」
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じーの最後の言葉の後、彼女(同棲相手)は
一言も話さなかったそう。
これを聞いて
彼女(同棲相手)は初めて、私の存在を知ったんだろうと思った。
クリスマスや年末に帰ってこなくても
2年半同棲していたという事実はある。
結婚ももちろん考えていたのだろう。
彼氏(じー)に結婚する気をつけさせるために
「ゼクシィ」も買っていたのだろう。
いつかは結婚できると思っていた人から
ある日「好きな人ができた」と言われる。
それも自分は言われるまで気づかなかった。
こんな悲しいことがあるだろうか?
ちゃんと話してくれたことは嬉しかったけど
彼女(同棲相手)の気持ちを考えると、ちょっと複雑だった。
「彼女(同棲相手)は、好きで一緒にいたわけじゃない」
というじーの言葉を信じてみようと思った。