第95回花道会セミナーは中村隼人くん「一途に邁進する若き情熱」
聞き手の吉崎典子さん(イヤホンガイド解説員)は涼しげなお着物。当セミナーは写真NGなので、開始前の写真をアップ。
隼人くんは昨日まで撮影のため京都だったとのこと、かっこよいスーツ姿で登場
吉崎さんと隼人くんの軽快なトークに、終始、爆笑。隼人くん、トークスキルがすごかった。
今日の友だちと私のアクセはもちろんこちら。
御歳23歳とのことですが、小さいころから舞台に立ち、大人と一緒にお仕事をしているので、実年齢より大人かも。いろいろ悟ってることがあるらしい、そこで隼人くん、すかさず「さとりですがなにか」。
ランダムですが、お話しの内容を覚えている限りですが、少し。
低血圧?で朝が弱いらしい、結婚するなら「朝が強い人⁉︎」
車の運転が好きで、車の中で聴く音楽は、その時の状況や体調による。例えば、昨年1月は猿之助さんの「元禄港歌」に感銘を受けたので美空ひばりさん。「川の流れのように」をよく聴いていたとか。
今年1月浅草歌舞伎では、同年代の舞台で、父上の錦之助さんが、師であり、線の細い人が太い役をやることの難しさを実感。側で見ることができて勉強になったこと。芸の幅の広い役者になりたいとも。2012年吉右衛門さん、勘三郎さんの長兵衛/権八の伝説の舞台「鈴ヶ森」にあこがれていたそうなので、そのお役ができたことはうれしく、勉強になった。
5月花形歌舞伎では、初の色悪。化粧も工夫したり、悪役はかなりの悪で、最初から弾けて演じる、滅多にできることではないので、気持ちがよかった。色悪はこれからも挑戦したい。線の太い役もやっていきたい。
6月国立劇場の鑑賞教室は、初めての試みで解説の際に写真撮影や海外の方によりわかりやすいようにと毛ぶりを取り入れたいと申し出たそう。撮影については、収拾がつかなくなったらと難色を示されるも、頑張ったんだって。よかったね。大成功で。合言葉は「#歌舞伎みたよ」(でも、外国人のための鑑賞教室のときは撮影ができなくて残念でした)
8月納涼歌舞伎の弥次喜多に出演。
10月、11月はワンピース。再演ではマチネでマルコ役で初宙乗りに挑戦。
ドラマ「せいせい〜」出演では、撮影が銀座界隈だったので、かなりの確率で知り合いに会ってしまい、ちょっと恥ずかしそうでした。
宝塚、ミュージカルや劇団☆新感線の舞台も好きだそう。
イクメンの錦之助パパからの教えて、1番大切にしていることは、「どんな仕事も引き受けなさい」とのこと、そう挑戦すること。猿之助さん、染五郎さんも新しいことをどんどん実現して、結果的に歌舞伎ファンが増えてくれたらうれしい。
そぅ、染五郎さんとは偶然、隣で走っていることが多々あるそうです。
隼人くんはよく食べるそうで、浅草歌舞伎では、毎日のように◯◯屋のおそばを食べていた。天丼とざるそばは定番。たまにそれを頼まないと、具合が悪いのかと思われるので、期待を裏切らないように⁉︎ほかのものを食べたい時も、同じようにたくさん食べていたとか。律儀だね。
仲良しは歌舞伎界以外では、神木隆之介くん。神木くんは真面目で、お酒も飲まず、ボウリングや卓球をして、語り合う。それがまた素の自分になれて心地よい。
尾上右近くんは、自宅も近所なので、小さいころからお互いの家で泊まりあったり、よく遊んだ場所に姪御さんと遊びに行くと、小さいころを懐かしく思い出す。
ランダムですが、いろいろなお話をテンポよく楽しく、芸には真摯に伝えてくださいました。
話し上手で、聞き上手。笑いのツボも心得ていて、グッジョブでしたよ。ありがとうございました。
明日からファイト!