$ヒビ*ノ*コト
こんなイベントへ行ってきました。

お目当ては 以前から気になっていた『点と線 模様製作所』
このイベントのサイトをみて ぜひ実物を拝見したいなぁ・・と思った『chiho yoneyama cogin works』

実際に会場でお見かけした米山さんは とてもお若くて 小柄なかわいらしい方。
シンプルなニット(だったかな?たぶん)に ご自身の作品のブローチがとても素敵でした。
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この『こぎん刺し』というのは 津軽の伝統工芸なのですが 
素敵だなぁと思ったのは (あとからサイトの紹介文で知ったのですが)
もともと米山さんは青森のご出身で 『こぎん刺し』にはじめて触れたのは
中学校の家庭科の授業だったというところ。

『こぎん刺し』の歴史をちょっと調べてみると その昔、北国の津軽では綿の栽培が困難だったため
一般の衣類(とくに農民の仕事着)などは 麻布でつくられていた・・・とあります。
農作業で重い籠を背負ったり、雪国の寒さを凌ぐために 補強と保温を目的として生まれた、
まさに生活の知恵的な工芸だったようです。

もちろん、それは歴史の最初の部分であって 後にはその模様の美しさなどから
伝統工芸として 現代に引き継がれているのですが
米山さんの作品は 何百種類とある伝統的な模様をもとに 
ご自身がアレンジされた模様(それぞれの模様に素敵なネーミングがついています)で
いまの時代の生活やファッションにすんなりと溶け込むモノがいっぱい!!
模様を刺す土台の部分もリボンのカタチだったり、鳥さんのカタチだったり・・・。

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よく東北の手仕事は 北欧のソレと似ていると言われますが
米山さんの作品をみていると なんだか納得してしまいます。
こんなカタチで故郷の伝統工芸を伝えられるって素敵ですね。
模様の『規則正しさ』と同じく、作品が桐(?)の箱に きっちりと収まってる様子や
すっきり整然と並べられたディスプレイも 絶妙ですねー。お見事!!

そして 密かにお気に入りで何度も手にとってしまったのは・・・

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                  じゃん!!   

緒方さんのシロクマくんのキーホルダー。  この顔・・・なんとも言えん(笑)
玄関先で 「鍵、鍵!」と バッグから がさごそと こんなおおきなシロクマくんをとりだしたら
毎日シアワセな気分になれそうだわー。

【おまけ】

$ヒビ*ノ*コト
ランチした店で友人が抹茶ラテを頼んだら カエルさんが浮かんでました・・・。