僕は二十歳のとき(1985年)、生まれ故郷大分を離れ上京した。
横浜市港北区→川崎市麻生区→東京都世田谷区北沢→杉並区方南町→
豊島区巣鴨→川崎市登戸→東京都狛江市→目黒区中目黒→世田谷区世田谷→
川崎市多摩区→新宿歌舞伎町→川崎市川崎区→東京都立川市→
福岡県福岡市早良区(2005年)
20年間で13回の引っ越しを繰り返した。
結婚や離婚、さらには居候など、友人たちに散々迷惑かけてきた。
東京の友人たちには、改めて礼を言いたい。
平均すると、1ヵ所に1年と3ヶ月くらいしかいない計算になる。
一体何が自分をそうさせたのかわからないが・・・
買い集めては捨て、また買い集めては捨ての繰り返しだった。
東京を去る決意をさせたのは、東京都清瀬市のなんの変哲もない物件を見に行った時だった。
何もない無機質な部屋を見たとき、またゼロからここで暮し始めることに嫌気がさしてしまった。
恐らく東京で味わう初めての感覚だったと思う。
「もうこれ以上、頑張れない」
そう思うと、東京を離れる気持ちが強くなっていった。
あのときの感覚は、生涯忘れないだろう。
改めて思うことだが、ほとんど伝手のない福岡に来て仲間と出会い、
人生の伴侶を見つけ、終の棲家まで得ることができるなんて、奇跡に近いことだと思う。
ある幼馴染の女性が僕に言った言葉が印象的だ。
「●●くんは、運だけで生きてる」
確かに運だけは持っているかもしれない。
若いころに散々引っ越しを行ったから、中年になって落ち着いてきたのかな・・・
けどまだまだ挑戦しないといけないことだらけだ。
守りに入っちゃいけないね!
