21年振りの・・・ | コーキのテキトーク

コーキのテキトーク

「映画・芸能・時事ネタ」なんでも気になることを、テキトーク!

昨日は、この方とお酒を飲んだ!



コーキのテキトーク
■ 映画監督 井筒和幸氏


なんと、映画監督の井筒和幸氏!



いま話題の沢尻エリカが出演した「パッチギ!」の監督である。


「どやねん」と、いきなり一言!


面白い方である。


春吉にある「にし川」というお店の個室を用意したけど、


「そのへんの焼き鳥屋で、ええのに」と一言。


日本映画界や外国映画、政治や沢尻エリカのことまで


話が盛り上がった。



コーキのテキトーク
■ らーめん だるま


カメラに向かってピースをするようなイメージではないんだが・・・


シメは、やっぱりトンコツラーメン!



コーキのテキトーク
■「ガキ以上、愚連隊未満。」5月末発売


まもなく発売される、監督自身が執筆した本を頂いた。


タイトルのガキ以上とは、監督のデビュー作「ガキ帝国」のこと。


愚連隊とは、「岸和田愚連隊」のこと。


つまり、‘81年に制作された「ガキ帝国」から


‘95年に制作された「岸和田愚連隊」


までのことを中心に描いた内容であるそうだ。




コーキのテキトーク
■ 店の前でタバコを吸う井筒監督



実は、僕と監督は、21年振りの再会である。


1989年、バブル絶頂期の時代、世は空前のセルビデオブーム。


セルビデオとは、販売用の女性モデルを起用したイメージビデオ。


この年の5月、僕がまだ23歳のとき、


井筒監督とハワイのビッグアイランドに撮影に行った。



コーキのテキトーク
■ ハワイ島



コーキのテキトーク


モデルは、当時、アサヒビールかサッポロビールの


キャンペーンギャル・田島 都。



コーキのテキトーク


後に、田島は、俳優の村上弘明氏の妻となる。


自分にとっても初の海外!さらに、井筒監督と初仕事!


自ずと心が踊った!


とにかく、現場での監督のこだわり様は半端じゃなく、


素人っぽいモデルに対しても妥協しなかった。


モデルの持っている力を最大限引き出してあげる


技を持っていた。


テレビのイメージでは、井筒監督=恐い 


といったイメージがあるが、実は緻密なことを考える理論派である。



その時、監督は、「東方見聞録」という映画の準備中でもあった。


ハワイに行ったのは、映画のためのロケハンも兼ねていた。


「この滝ええなぁ・・・」



コーキのテキトーク


滝は、この映画の大事なロケーションであった。


「今度この映画を撮るんや」と、絵コンテを見せてもらった。


監督の意気込みは凄かった。


ハワイに一週間滞在して、帰国後、編集や仕上げで約1ヶ月間


井筒監督と仕事をした。


その後、監督は、本格的に「東方見聞録」の制作に入っていくが、


この映画の撮影中に不幸が起こる。


スタントマンが滝壺に落ちて亡くなるという事故が発生する。


皮肉なもので、監督が一番こだわっていた滝で事故が起きた。


結局この映画は、公開されなかった。


井筒監督もこの事件を機に、映画を撮れなくなり、


「井筒の時代は終わった」なんてことを言う人たちもいた。


しかし監督は、めげなかった。


その後、‘96年に「岸和田少年愚連隊」で


再び監督として復活を遂げる。



そんな、しぶとさが監督の凄いところである。


男は、したたかでなきゃいけない。



思えば事故から5年の月日が流れていた。


考えてみれば、ハワイロケが終わったあたりから、


井筒監督の人生も大きく揺れ動くことになる。


滝を見ながら、子供の様に目を輝かせ、8ミリカメラを


回していたことを、昨日のように憶えている。


本当に映画を愛する男なのだ。


監督とは、わずか1ヶ月の付き合いだったが、忘れられない人である。


それほど強烈な監督だった!ということであろう。



あれから21年・・・月日が経つのは早いものだ。