南アフリカ原産の園芸種
(撮影9/22)
初夏から夏にかけて鮮やかな独特なオレンジ色の花を咲かせていた
モントブレチア(クロコスミア)が、これまた個性的な実が熟していました。
住宅地の沿道に飛び出していたものです。
花後の緑色のときにも造形的な実の姿が面白いのですが
熟してくると、お花と同じオレンジ色になってきます。
やっぱりモントブレチアだな~と納得します。
ちなみに初夏のお花はコチラ(6/30~7/13撮影)⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/may33124416/11175547.html
「モントブレチア」の名は植物学者「コクベール・ド・モンブレ(Coquebert de Montbret)」さんに
ちなむもので、お花はこの名前で覚えていましたが、
モントブレチア属は旧属名で、現在ではクロコスミア属、または
モントブレチア属とクロコスミア属とをひとまとめにして「トリトニア属」とする向きもあり
花の名前は「クロコスミア」と呼ぶのが正解のように思います。
分類はともかくも、お花は(前回も書きましたが)
1879年にフランスで、ビクトル・ルモアーヌというが
ヒオウギズイセンとヒメトウショウブとを交配して誕生したもので、
「Crocosmia pottsii×Crocosmia aurea」
●クロコスミア・ボットシー参考 http://www.mailorderplants4me.com/products/1778
●クロコスミア・オーレア参考 http://www.plantzafrica.com/plantcd/croscosaurea.htm
ということです。
日本には明治の中頃に、観賞用として渡来したものが、野生化しました。
病害虫にも強くて植え放しで大丈夫な花です。
いろいろな品種も出ているので参考までに…
●クロコスミア品種参考(ガーデンさかもとさんHPより)
http://item.rakuten.co.jp/gardensk/c/0000001815
(^.^)
春植え球根なので、4月頃に植えつけますが、
さて、この実ですが、もう少し熟したら採取して、すぐに蒔いてしまいます。
球根よりは時間がかかりそうですが、さて発芽してくれることやら…
きっと2年後くらいには新しい花をみせてくれるものと期待していますよ!
(^o^)/
●モントブレチアの育て方参考(ヤサシイエンゲイさんHPより)
http://www.yasashi.info/mo_00004g.htm