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ホオノキ(朴の木 Magnolia obovata)モクレン科モクレン(マグノリア)属・落葉高木(花5~6月・樹高30mくらい)日本固有種
(撮影8/7)

避暑地の原生林を散歩していた時に、山道に落ちている30cmもの大きな枯葉を見つけました。
その上を見てみると10数mのまだ小さなホオノキでした。
陽光に透き通る葉がとてもキレイでパチリ(^.^)

ホオノキはモクレンの仲間で、
初夏にタイサンボクのような大きく甘い香りの花を咲かせます。
ホオノキの葉には殺菌作用があってお寿司や餅などを包むのに使われたり、
料理にも使われますし、木製楽器などにも使われたりしますね(^.^)
古くはその大きな葉を食器代わりにも使ったとか…

町中の庭木などとは違って、原生林に生長する木々を見ていると
自然淘汰の中で枝の伸び方や葉のつき方も千差万別で実に面白いですね。
山の天気は刻々と移り変わり、
夕方に降った雨が、夜には地表から蒸発しながら霧を生み、
なんとも幻想的な風景となりました。

熱帯夜だというのに山中は寒いぐらいで、一晩中風がやまず、
霧と葉ズレの音が相まって神秘的とすら思えるほどでした(^.^)

●ホオノキを調べる
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/magnoliaceae/hoonoki/hoonoki.htm
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/hoonoki.html