無力 | ハチ♂の飼い主探しの旅

無力

自然の猛威の前では、人類は余りにも無力である


そう思うしかないように、かつてない大地震は我がふるさとを襲った


仙台、多賀城、七ヶ浜、塩竃、石巻、気仙沼、陸前高田、釜石、宮古、大槌、八戸、南相馬・・・


想い出の多い街、知り合いがいっぱい住んでいる街


僕の人生の大半は、東北の太平洋沿岸であった


地震直後から、テレビにかじりついて、かたっぱしから身内に電話しても全く通じない


報道は、どんどん深刻な状況を明らかにしていく


今すぐ飛んでいきたいのに、行く術がない


無力である


電気がついて、暖房の効いた部屋で、暖かいコーヒーを飲みながら


テレビを見ていた自分に腹が立ったり、落ち込んだり


精神的に不安定になってしまう


今年の正月、帰省した際に、家族は


「東京から帰ってきなよ。こっちで一緒に住んだらいいっちゃ。こっちで仕事して、仙台美人の嫁さん


見つけたらいいさ」


地震直後から家族のこの言葉が、頭から離れない


そのまま仙台に帰っていればよかった


そしたら離れ離れにならないで、一緒に苦難を乗り切れたのに


この今の状況でも何か出来たのに・・・・・





2日目の夜をむかえて、未だ両親と連絡がとれず、安否不明である