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昨日バンダイあかはこトヨペットクラウンデラックスについて箱だけの記事を作成しました。

今回は中身と恐らくはこうではないか?の考えから記事を作成しました。

 今回揃えたのはトヨペットクラウンでラックスの設定されたカラーバリエーション。恐らくパトカーを入れれば7種類であろうと思います。セダン(ノーマル)は恐らくこの色が全てでしょう。

 う~ん、箱の時もそうだけど本体となるとより壮観ですなぁ~。

 後ろより。

 右から入手難易度が高い順に並べていました。でも綺麗な撮影が出来ないね。

 写真の右側です。これも右から入手難易度が高い順です。

 リヤより分割して紹介した方が良いですね。

屋根より。

 コレも入手難易度が高いのが右です。

 リヤより。

 屋根から。

 

 ポルシェさんからお借りした画像で。

 2代目クラウンのバンダイあかばこは昭和37年12月に発売されました。350=東京都内での販売価格で350円、380は地方価格で380円です。ここからポルシェさんの写真を暫くお借りします。

 箱の移り変わり。昭和34年迄だと完全フルカラー印刷でしたが、35年~この様なモノクロ印刷に変わります。

 R360クーペ、モノクロの裏はあかばこになっています。

 ここからが本日の話。これはトヨペットコロナ、1960とナンバーにあるので、昭和35年式の35年販売と思いましたが、この玩具の販売は昭和36年(1961年)7月だそうです。ここからが重要、この頃からオレンジ箱に変わります。

 いすゞベレル。これは昭和38年のある時期から発売。これになると暗紅色へ変わります。

 なので私の分類はこれ等の個体を見て「こうであろう」との理論を持ち探して来ました。

 昨日の画像ですが、オレンジは昭和37年12月~38年の中頃までで、暗紅色は昭和38年の中頃~最終販売までではないでしょうか?ここで終わったらタダの自慢記事、私ならではのコレクションをしていて感じた事を書いて行きます。

 恐らくバンダイには正式な資料はない様な感じがしますが、自分なりの分類をしてみました。

今回手に入れた物を代表として先程の写真黒~黒/白の個体は紛れもなく最初期製品で、先代の初代クラウンを踏襲し、ラジオアンテナを採用。鶯色は昭和38年中頃以降の製品でラジオアンテナが廃止されコストダウンが図られていると思います。

 ラジオアンテナだけではありませんでした。フリクションも黒色モデルは昭和38年の中頃のモデルとは違い、余分にフリクションが付いています。(水色の部分)これは一体どういう意味があるのか?私は判りません。

 鶯色にはフリクションの一部が省略されています。

 

 これは、モデルカーマガジン58号より。グロリアDXの1型と2型の違い。1型は写真左でアンテナ付き。2型はアンテナなし。

 1型は当然初期型で、コストが掛かっている筈です。私が所有していたのは2型の方です。

 同じくグロリア。左は1型でメッキが豪華、2型はシルバー塗装です。

 やはり工業製品の法則としてマイナーチェンジが進むとコストダウンが進みます。これは作りが良いバンダイだって同じの筈です。先に書いた記事へアンテナのある黒は1型アンテナのない鶯色は2型と分類できます。当然ですがオレンジ箱は1型用、暗紅は2型用と私は解釈しています。完全な憶測ですが、2型用にコストダウンした際バンダイは箱の色を変更したと私は推測しております。もしかしたらそのままオレンジ箱で販売終了してもおかしくはなかつたとは思いますが、何らかの事情があって変更したのでしょうね。実際2型発売時期にクラウン以外のモデルでオレンジ箱のモデルも少なくはありませんでした。

 

 さて今度はラジオアンテナとフリクション以外での1型と2型の違いです。程度が良い部分を使い紹介します。

 1型は原則グリルはゴールド。2型は普通のシルバー鍍金です。

 リヤガーニッシュ。ここも1型と2型に違いがあります。

 1型に有ったグリル、フリクション、アンテナを省略して2型ではコストダウンを図ったと思います。

 なので1型は販売数や期間が短く残存数はそんなにないのではないか?と思います。

フェンダーミラーにはイチコーの様な変化はありませんでした。

 サイドエンブレム。よくぞここを再現したと思います。ゴールドエンブレムも1型2型共にゴールドです。

 老舗のアサヒ玩具は同じ大きさのモデルにはこれが付きません。その分コストダウンが出来て30円程度アサヒは安いのです。

 ここに来てこれはヤフオクではないのですが、トンデモナイ物が発見されました。

 最も多く残っているコロシアムベージメタリックですが、アンテナ付の存在が確認できました。98000円で箱なし品で落札されたそうです。この個体よ~く見るとグリルはゴールド、無論アンテナ付き。

 ここから見る分には程度が極上ですが、右側にかなりの難がある鶯色。これはヤフオクで箱は1型用のオレンジでした。

 グリルはシルバーで、アンテナ付き。落札価格は78000円で若干のお釣りが来ます。

 

 これらの存在を知るまで私は1型の3色で初めは販売され、コストダウンして昭和38年の中頃からワインなどを用意して販売したとばかり思っていましたが、実はそうではなかった。つまり・・・・・暗紅色の箱シリーズは2型だけの色ではないのです。

  恐らくワイン色もいずれはアンテナ付きが出てくる可能性は十分あります。オレンジ色の箱付きで2型色のどれかで、アンテナ付きが出てくれば恐ろしい争奪戦が繰り返されるはずです。

 

 と同時にアンテナ付きの個体が出ないのは、生産や販売期間が短く、2型と比べて生産台数がかなり少ないが原因かも知れません。尚これまで1度もアンテナのない黒とツートンは見た事ないので、もしかすると2型に変更された際それ程人気があるカラーではなかったので生産打ち切りとなったのでしょう。

 

 それと2型の時代ともなるとバンダイ以外でもミニカーは大人の物から子供の物へ変化します。アンテナ等は不要になって然るべき。なので黒は特に需要はないと思われます。観音開きの時代とは違い黒が殆どないです。

話は変わりボデーカラー編。実車に見られた色を採用していますが、鶯色はせいぜいRS40(STD)カラーです。

恐らく開発者は当時黒の次に売れたトスカイナオリーブメタリックにしたかったと思えてなりません。

実際黒色を入手したので判りますが、当時黒に次いで売れたトスカイナオリーブメタリックは、黒と同じ色に見えるので、採用を見合わせたと思います。

本日のおまけ

 

撮影が華僑に入ったその時「ボ~ッ、ボ~ッ・・・・・・」

「パパ、何か悪さしていない?」

「あっ!オモチャいっぱ~い、ピンクこの間の鶯色以外初めて見るの!」

「コラ~!やめなさ~い!」

がぉぉぉぉぉ~、激しい炎を挙げてタイヤを激しく回します。

何故かこの間のアサヒのモデルペット同様1列に並べます。これは壊されたら・・・・・・

幸い大丈夫。

ウサギが「古いオモチャは汚いの!触ってダメ!きちんと石鹸で手を洗いなさい!」

がぉぉぉぉ~。「ママ洗うよ。」

ウサギはこの手の物を毛嫌います。

 

 

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