脊髄梗塞 | メイズペーパー

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メイとリオのアルバム

2017年6月16日金曜日 午後11時30分頃
就寝のためメイとリオと2階へ上がろとしたら、階段の踊場でリオがバタバタし出したため、どうしたんだろうと起こして階段を上がらせようとするが、どうしても立てない様子。
抱っこして2階へ上がるも、どうしたのか経つことが出来ず、左側の前脚、後脚に力が全く入らない。ただ事ではないと判断し、玉造のネオベッツ付属の夜間どうぶつ救急センターへ電話し、駆けつける。

夜中なのに、たくさん救急で来られていることに驚きつつも順番を待って診察をしていただいた。

血液検査、レントゲンなどを撮ってもらうが、しいて言えば『どこかのヘルニアかな?』と言われたが、ここでは原因が解らず、ステロイド注射を打ってもらって帰宅。
心配で仕方がないが、リオは歩けないだけで、しんどそうではあるが、落ち着いていた。

2017年6月17日


翌17日(土)朝一番に掛かり付けの動物病院へ行って、「MRIを撮ってはどうですか?」と相談され、原因がわからないのは不安なので予約してもらう。昨夜行った夜間病院の本院ネオヴェッツにたずねてもらうが5日先まで予約が取れないので、東大阪の近畿動物医療研修センター附属病院へ聞いてもらい、その日の夕方の予約が取れました。(もっと早い時間に空いていたかもだが、リオが朝食を食べていたので、その時間になった。)
待つこと2時間、事前に尋ねると近畿動物病院の先生が「首だと思う。」と仰っていた通り、首の脊髄梗塞と分かりました。(こちらでもステロイド注射してもらう)



矢印のところが梗塞箇所




脊髄梗塞(別名:繊維軟骨塞栓症) 線維軟骨が脊髄の血管内で、椎間板の髄核または椎体の骨髄が塞栓することによって引き起こされる急性の脊髄虚血性壊死の病。なぜ血管内に繊維軟骨が侵入するかは不明。
救いは痛みはほとんど無く、進行性ではない事。
そして、治療という治療もなく日にち薬という事でした。リオは食欲がなくなることも無くw、
「なんでアタチ歩けないの~?」って顔をするのがとっても辛かった。



2017年6月25日



そして、私の暗中模索な看護でリオは大変だったろうけど、リオは一生懸命頑張っていました。床ずれをつくらないよう寝返りをさせ(左半身麻痺だったので左肺もしっかり動いていないだろうから右肺でしっかり呼吸できるようにしなかればなりませんでした。)、脚が固まらないように摩ったり、屈伸させたり(後でわかったこと、屈伸は筋を傷めることもあるのでやり過ぎない事。)一番苦労したのがトイレ!尿意が無いようだが、おしっこはさせないと大変なことになるので、圧迫排尿させるのに四苦八苦。
膀胱はこの辺!ってわかるんだけど絞れない、出来ない~そして獣医さんへダッシュ~を約2週間。獣医さんには本当に色々お世話になりました。なんでも気軽に対応してくださる先生で本当に助かりました。
首も上げれない、寝返りももちろん出来ない状態で、この先どうなることかと心配しましたが、先日の7月16日(日)発症から一ヶ月経ち、今はひょこひょこと歩け、自分の行きたいところへもどうにか行けるようになり、トイレも自分で出来るようになりました。元来、慌てんぼうな性格なので歩いて転ける、ひっくり返る事も多くてまだまだ目が離せません。
そして完全に元に戻らないかもしれないけど、メイと一緒に散歩出来るようになるまでリハビリを頑張ろう!

その間、メイもメイなりに何事にも一生懸命我慢してくれました。マンツーワンのお散歩も寂しいよね。
メイ、我慢してくれる日が少なくなるよう助けてね。メイが居てくれてとても心強かったよ。


6月18日  起こしてあげれば体勢は保持できる。