次男坊くんが教室に入れなくなって早5ヶ月が過ぎようとしています。
今年に入ってから、次男坊くんを筆頭にコロナの家族内感染を経験し、そこから1ヶ月もしないうちにお義母さんが他界…。
お義母さんが亡くなったのが春休み入ってすぐだったこともあり、春休みは葬儀などの準備から始まり、バタバタした日が続きました。 主人の実家は基本、男家系で、お義母さんが亡くなってしまった今…女は私と義弟の嫁だけ。そんなこともあり、なかなか大変な経験の毎日で、当時の私はるったんと次男坊くんの心のケアをしてあげられる余裕はありませんでした。
そんな状況のままスタートした新学期。
るったんは中学入学。
次男坊くんは新3年生に進級。
2月のコロナ感染からなかなか時間や気持ちに余裕なくて、るったんの中学準備もギリギリになってしまって、次男坊くんのことは後回しになりがちでした。
るったんも環境の変化に弱いので中学に入学するにあたって、また不登校の経験もあったので、早めに学校に連絡して担任の先生と面談して、るったんが少しでも早く学校生活になれるように、そっちにばかり気がいってたかもしれません。
そんな中でも、次男坊くんのことも考えていたつもりで。
自閉傾向が強くて、年々…学校での困りごとも増えていたので、こちらもまた新学期早々に、担任の先生と面談して、次男坊くんの特性を伝えたり、どんなサポートをして欲しいかをお話ししてきました。
次男坊くんも人見知りがあるし、環境の変化に弱いので気に留めながら様子を見ていたつもりですが、1ヶ月程で不登校突入
るったんが不登校を経験した時期とほぼ同じです。
親としてはどちらかと言えば、るったんの方が心配で…ある程度の覚悟はしていたけど。
まさかこんなに早く、次男坊くんまでも登校拒否をするなんて思っていなかったきら、ちょっと凹みました。
不登校初期は、行けなくなった理由もわからず…やっぱりクラス替えや担任の先生が変わったなどの環境の変化からくるものなのかな?と思っていましたが、のちにわかったことは…
『1番はおばあちゃんが死んだこと。だから今は学校に行きたくないんじゃなくて、休みたい』
とカウンセリングで話していたみたいです。私には心配をかけたくないと思っているのか『ママには話さないで』と言っていたみたいですが、状況が状況なので、詳細は伏せてこのことだけを教えてくださいました。
振り返れば、次男坊くん。
コロナ感染の時も、誰より気をつけて手洗いうがいもしていたのに、家族で自分が1番に感染してしまい、それがみんなに感染したことをすごく気にしてました。
お義母さんが亡くなった時も、誰よりもお線香を絶やさないように気にかけてくれてたし、葬儀でも急遽…孫が1人ずつ挨拶するようにお坊さんから言われて、るったんはパニックを起こしてできなかったのに、次男坊くんは『できる?』と聞いても顔色ひとつ変えないし、返事もしなくて。でも自分の番がきたらちゃんと祭壇前でお別れの挨拶をしていました。
あの姿には本当にびっくりしました。
そんな大変な経験をいくつもたった8歳でした次男坊くん。
心が疲弊するのは当然です。
だから、学校に行けない理由を教えてもらってからは、無理強いをするのは極力やめたんだけど…。
状況は改善されるどころか、悪化していくはがりで…。
それが7月から9月上旬のことです。