当たり前のようなもの | 題名は必要なのだろうか...

題名は必要なのだろうか...

思いついた事を詩のように書いていきたい ただそれだけ

空気は漂い

 

水は流れる

 

ただ普通にある存在

 

近くにあって

 

すぐに手に触れられる

 

ずっとそんな存在だと思っていた

 

酸素はいつでも吸えるけど

 

あなたの息は吸えない

 

私の気持ちがすり抜けていく

 

空気みたいに

 

水みたいに

 

当たり前じゃなかった

 

ずっといる存在だと思ってた

 

空気がない

 

水もない

 

そんな場所に私はいる

 

以前の場所が

 

あなたと言う存在

 

いなくなってわかったこと

 

空気も水も当たり前ではない

 

そしてまた当たり前だったものを失った

 

どこにでもある存在

 

それは存在しない

 

そしてあなたと言う存在は

 

空気のように消えた