ひんやりとした
風を感じるとき、

夕暮れの空気の冷たさは
自転車を押しながら歩く
あの人の背中を見つめながら
仲間と歩いたことを思い出させる。

ちょっと切なく
でも 幸せなひとときだった。

今頃
あなたはどうしているのだろう?

一緒に過ごしたときを
思い出してくれることはあるのだろうか?

私は
妙に冷めた一面を持っており…
永遠なんてない、と
常に自分に言い聞かせていた。

そして 始まりがあれば終わりがある、とも。

まだ幼かった私は
純粋にあの人を愛していたのだろう。

だからこそ
そう思うことで
傷つかないようにしていたのかもしれない…

決して、あの人を
束縛したくなかった。



ちょっとひんやりとした空気
金木犀の微かな匂い

懐かしい
学生時代のワンシーンが
鮮やかに蘇るのです…

あの頃
共に過ごした人たちは
どうしているのでしょうね…