薬品ヤケのシミの復元
こんにちは。『子供でもできる掃除の法則!』 伊堂 勉です。
本日は、三重県にシミ抜きの出張に行ってきました。
新築の桧の床板に、足跡が付いてしまっています。
床面に、保護剤として蜜蝋(ミツロウ)ワックスが塗ってあり、完全に乾いた状態であったにも関わらず、何らかの原因でここにだけ足跡がくっきりついてしまっていました。
しかも、玄関・・・![]()
1月に竣工し、お施主様もショックが隠せないといった感じでした。
そこで、施工会社専属の業者が足跡をとるために薬品を使った。
その内容です。
①.足跡をとるために、蜜蝋ワックスをとる工程に、樹脂ワックス用のはく離剤を塗ってしまった・・・。
②.乾燥後、シミ抜き剤(レブライト)を塗って床面についたシミを除去しようとした。
その結果、化学反応をおこし足跡をとるどころか、周りの床面も黄色く変色してしまった。
お客様の要望は、
ペーパー掛けなど床面を傷つけることは、一切禁止!
強い薬品を使うことも禁止!
作業前に、作業法を納得のいくように具体的に説明すること!
この条件で、施工すること。
神経機敏になるのは、当然です。
そこで、前もってワックス・薬剤を取り寄せ、がっちり下準備をして本日を迎えました。
黄色く変色した床面は、調べたところ強酸を示していた。
そこで、アルカリ剤を塗布し、木の目を開かせ中和させ、仕上げ剤を塗り重ねて復元しました。
残るは、足跡です。
製造元に問い合わせたところ、塗って乾く前なら、メラミンスポンジ(激オチ君)で擦れば取れますが、乾いてしまったら無理です。
ということでした。
メラミンスポンジは、簡単にいえば研磨剤・・・
ペーパー掛けも禁止されているのに擦れるわけがありません。
ワックスを取らない限りは、足跡は絶対にとれない。
そこで、お施主様の確認の元で、あるものをつけさせていただきました。
「えっ~!!」
「こんなものでワックスがとれるの~!」と驚いておられました。
黄色いシミも足跡も完全にとれ、完璧に復元し、最後に指定の蜜蝋ワックスを塗りこみ、無事完了しました。
本当に感動していただき、こちらが恐縮してしまいました。
汚れの原因がわかり、原理原則に従えば簡単に解決できる工程です。
『子供でもできる掃除の法則!』でした。


