
アランの幸福論です。
角川ソフィア文庫のもので、表紙が現代的というかきれいで中身は漫画が出てくるのではないかと心配したのですが、中は普通の文章で漫画は出てきません。女子高生用ではないのですが、女子高生が気軽に手に取れるように配慮しているということだと思います。
この本は、著者アランが書いたコラムのような文章の中から幸福に関するものを集めたもので、「徒然草」のような随筆集で徒然草のフランス版のような感じです。
今まで読んだことがなくて、今回始めて読んでみたら、まさに名著だと言われるのが納得できました。高校生のころ読んでおけば、人生は変わっていただろうなと残念な気持ちでいっぱいです。その意味で、角川文庫の表紙は的を得ていると思います。
幸せとは何か、幸せになるにはどうすればいいのかを論理的に説明しています。
たとえば
幸せだから笑うのではない、笑うから幸せなのだ
という言葉の理由が詳細に説明されています。
また
気分にまかせて生きている人は皆、悲しみにとらわれる
自分の気分を野放しにしておくと、どんどん不幸のほうに吸い寄せられられるというのです。いつも上機嫌でいなければいけないと言っています。
そのためには身体を動かす必要があると説明しています。
この本もまた、NHKの

から知りました。自分はNHKとは何の関係もないのですが、このテキストが入門書として最高だと思います。