現代のブラックジャック、神の手を持つ医師と言われている、加藤友朗医師
の本の題名です。
この医師のことは、NHKテレビのプロフェショナルで取り上げられて知りまし
た。不可能と言われた末期癌患者の手術を、腹部の内臓を全部とりだして癌を
摘出し、再度内臓を体内に戻し手術を成功させている、まさに神業としか考え
られない手術を行っている外科医です。
その、医師がどんなことを考え、どんな生き方をしているのか、非常に興味が
あり読んでみました。
神業といえる手術を成功させている背景には、加藤医師がアメリカに渡り臓
器移植の現場で働いた経験を、摘出不可能と判断されている癌の摘出に結び
つけた、何か方法はないかと枠をはみ出して考えた結果だということです。
できるかもしれないと考えることで、できることがあることに気付く、NOから始
めないことで得られることがあれば時間を費やすべきである、と言っています。
プロはしつこくパーフェクトを目指すべきで、自分が納得するまでしつこく食い
下がって仕事を続けること、より良い結果をあくまで追求すること、この「しつこ
さ」が大切だということです。
加藤医師は、頼まれるといやと言えない性格かな、医師という責任の重さ、最
高30時間を越える手術をするという精神的、肉体的な苦痛を超えた成功報酬は
あなたは私のスーパーヒーロー
などと言って喜んで退院していく、患者の笑顔にあるのではないかと思ったりし
ます。
