工務店7社の社長さんや営業さんと話をして、
各社に、窓についての考察を聞いた。
私の希望としては、冬場の日射熱取得率を考慮して、素人考えではあるが、
『基本的にはトリプルガラスで、
サイズの問題で選べない箇所と、南西面はLow-e複層にしたい』
というものだった。
南西面は窓が6箇所もあるので、複層にすれば多少価格も抑えられるかな、
という狙いもあった
7社の内、「日射熱取得率」の話題を出して理解を示してくれたのは、
今回建築をお願いした工務店、たった1社だった。
「全部トリプルのほうが断熱性が高いので、結局暖かいし涼しいですよ」
「弊社は全窓トリプルが標準なので、ペアだとオプション価格で割高になります」
なんておかしな事をいう工務店もあった。
日射熱取得率の説明は、難しすぎて私の手に負えないため割愛するが…
南西面をLow-e複層ガラスと仮定して計算をしてもらった結果、
ZEHオリエンテッドの基準を満たせる(UA値≦0.4以下)ことが分かり、
冬場は日中の日差しで、ポカポカ暖かいという暮らしを期待して、
南西面はLow-e複層ガラスに決めた。
この話題については、永遠のテーマでもありそうなくらい、
いろんな解釈をインターネットで見ることができる。
今回私は、各工務店や提携の設計士さんに問題提起し、
納得がいく説明をしてくれた工務店さんに建築を依頼した。
どれが正解かは一概に語れないとは思うが、
我が家は、価格面の事も踏まえて、最適解だと思っている。