以前にも記事にしたが、北海道ではガス給湯器やエコキュートのタンクを、
室内に設置するスペースを取っておかなければならない。
それを知らなかった我が家は、かなり慌てた。
↑上は、まだ室内設置を考慮する前の間取り。
脱衣所に洗濯機を入れる予定だったのだが、
他にエコジョーズの屋内機器を設置できるスペースがなかったので、
泣く泣く、脱衣所に設置を決めた。
すると、困ったのは洗濯機の行き場。
洗面所の洗面台は750(mm)で、その横は同じ高さの造作台を
作ってもらう予定だった。
造作台の幅は550程度。
我が家の賃貸向けサイズの洗濯機でも、幅は595ある。
入らんやないかい
泣く泣く、洗面台をアパートサイズの600にして、
その横を、洗濯機置き場とする事にした。
それを聞いた、今回契約には至らなかった別の工務店の設計士さんが、
「隣の収納側の壁を薄壁にすれば、750の洗面台入るかもしれないですよ」
と提案してくれた。
赤い線を引いた部分が、クローゼットと洗面所の境の壁。
これを105の柱を使わずに、薄壁で造るというのだ。
感動して、涙が出るかと思った。
これで、750の洗面台が入れられる…。
この案を、最後まで残った3社に適用してもらい、
エコジョーズの屋内設置機器の場所も考慮してもらって、
見積を出してもらった。
別の工務店の提案だったけれど、各社同じ条件で見積もりを出して
もらう事で、より正確な価格比較が出来るのだ。
最終的に決定した我が家の図面には、
6社のいいとこ取りをしたアイデアが詰まっている。
本当に、我が家にピッタリの間取りが出来たと思っている。
今回施工してくれる工務店の社長さんも、現場監督さんからも、
「究極の間取りですよね~」とお墨付きをいただいた。
それを忠実に再現して建ててくれている工務店には、感謝しかない。
本当にありがとうございます。