海況
波高 1、5m 気温 20℃ 中潮 風速 微風⇒4m
水深 90~120m 釣り座 右舷ミヨシ寄り (総勢2名)
釣果 47杯 (頭47杯)
ロッド 極鋭ヤリイカ195 リール ハイパータナコン500S
ライン UVFメガセンサー4号 リーダー シーガー・グランドマックスFX10号
仕掛け 幹糸 パワーカーボン・イカスペシャル10号 枝間一ヒロ (約1、7m)
14cm ピッカピカ針 濃いブルー・薄いブルー+2、5号夜光浮きスッテ 直結12本
オモリ スカリー120号 (鉛・黒) 中オモリ 15号 DRBイカリング
考察
梅雨前線はもうすぐそこに、というわけで当然今日も朝から雨。
先週と酷似したこの状況は「リベンジにゃあ丁度いいじゃん」とのスタッフさん達の言葉通り、
一週間、考えに考えて、練りに練ったスキルとギアとを試せる、自分にとって最高のシチュエーション。
冷たい雨に叩かれながら休日を過ごそうなどと思う輩は自分だけのようで、スルメ船の客は自分一人。
先週のTさんに続き、今週も上乗りのSさんが同船することに。
「・・今日はSとサシでガチンコ勝負じゃん、ガハハハハハハ!」って、KT船長、笑いごとじゃないですよ。
定刻の6時に出港、20分後に江の島沖で第一投目、即乗り!・・Sさんがです。
回り直して2投目、また乗った!・・Sさんがね。 蘇る悪夢・・マズイ、これはマズイ。
優しいSさんは「かなり上だよ!65mで乗ったよ!」と教えてくれたので、すぐさま仕掛けをタナに
入れて訊き上げるとようやく自分にも乗った。 また・・バレましたけど。
次の流しでようやく顔を見られるもSさんには離される一方。 本当にマズイ、これはマズイ。
その後も空振りは少なく、ポツポツ追加出来てはいたが、ほどなくして同時に投入しても
必ずSさんの方が先に乗せている事に気付いた。 ここでやっと分かった。
30~50mに渡って出される指示ダナ・・しかもその上下どちらで乗るか分からない状況に、
20mしかない自分の仕掛けでは、いつものデッドスロー訊き上げ釣法ではダメだ、と、いう事。
すぐさま自分のリールで17とやや遅めのスピードで巻きを入れつつ、指示ダナの下限から上限+10m
までをいわゆる電動シャクリで探るスタイルにチェンジ・・4点掛けが最高で、単発が多かったが、
以後、面白いように連チャンで乗りまくる、至福の一時に。
しかしその中でも2回目、3回目ともなると中々乗ってこなくなる場面も。
そんな時は自分がもともと得意としている落とし込み釣法で、上から下へと釣りの方向を変えると
効果的な場面が何度かあった。 引き出しを一つ増やせたかな、と。
11時前に40杯に到達、以後徐々にシブくなってしまう中ポツポツ追加し、結果47杯で終了。
アタリを取ってアワセて掛ける釣法はやはり自分にとっては最も楽しいのでキープはしつつも、
「これはやらない」などとアタマを固めてしまわぬようにしないといかん。
もう大半がニセイカ以上のサイズゆえ、梅雨明け以後は水深150m以上での展開になるかも。
対・大人のスルメ様に、18cmヅノと150~200号オモリをスタンバイしておこう。
船宿 茅ヶ崎 KT丸 KT船長