海況



波高 2、5m ウネリを伴なう  気温 20℃  中潮  風速4m


水深 90~105m  釣り座 右舷ミヨシ (総勢6名)




釣果  1杯 (頭6杯)



ロッド  極鋭ヤリイカ195   リール ハイパータナコン500S


ライン  UVFメガセンサー4号    リーダー  シーガー・グランドマックスFX10号



仕掛け  幹糸 パワーカーボン・イカスペシャル10号


14cm ピッカピカ針 直結12本 濃いブルー・薄いブルー


14cm デュエット針 ブランコ7本 ブルー若草ケイムラ・7cmスッテ


オモリ  スカリー120号(鉛・黒)  中オモリ 15号  DRBイカリング




考察



今日は朝から雨。 こんな陽気は釣りには最適だと思ったのだが・・


開始から3時間半ノーヒット、10時の時点で本日の完全ボウズを覚悟した。


一度サバがアタった以外、アタリもサワリも一切無し・・過去の悪夢が鮮明に蘇る。



船長でも識別困難な魚とイカの混ざり合った様な反応は、良い時で実に50mもの幅に


渡って見られたように、相変わらずイカはいる。 間違いない。


「今日は参った・・今期最悪の乗りシブりだよ」とのKT船長のアナウンスは


「重場馬」を自認する自分の闘志を大いにかきたて、より丁寧に誘い続けるも


水温か、潮流れなのか、何が気に喰わないのかサッパリ判らないがとにかく乗らない。


この日乗船した上乗りのTさんでさえも、乗らない、乗せられない。


HANAさんなら、「いっちょん乗らんばい!」と、言うだろう。



11時を過ぎた頃、訊き上げた穂先に僅かな脱力感・・仕掛けが上下しないように注意しながら


竿を海面まで下ろしつつリールを巻き、再度スローに訊き上げると「ククッ」っと懐かしい挙動。


アワセを入れるとようやく今日初めての乗り。 膝のバネまで使って揺れを丁寧にかわし


中オモリを掴んだところで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バレました。



さすがにメゲそうな自分を律し、昼前にようやく、ようやく、1杯ゲット。 電光石火の(?)手返し


でなんと連チャンで来た!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・バレましたけど。



以後、全員のロッドにイカからのシグナルが伝わる事無く終了。


ムギ、スルメでの自己最低記録更新。


常連Mさんの、「良い日に乗っちゃったな・・」の一言が全てであろう。




健気にも(?)今日唯一釣れてくれた可愛らしいニセイカ君。


釣りでは0と1では天と地の差、と、いつだったか誰かが言っていたっけ。


ジルなら 「You bailed me out there !」 と、言うだろう。


今回は、海にお帰り頂きました。 ありがとう、またね。





赤いアンバサダーの釣行記 etc...





船宿  茅ヶ崎 KT丸  KT船長