9月の週末に『鬼滅の刃』が放送されるようになってから、

私のなかで遅いブームがきています。

コスプレしないけど、好みの衣装は竈門禰豆子か蜘蛛の鬼(母)。

 

登場するキャラクターでは今まで見た中では我妻善逸(あがつまぜんいつ)が一番好きです。

普段はギャーギャーうるさいけど、雷の呼吸、霹靂一閃(へきれきいっせん)を決めるときは

ダントツかっこいい。技を決めるときの声優さんの声も好きです。

今夜も放送されるので楽しみー。

 

作者である吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんが福岡県出身であること、

竈門(かまど)神社があることなどから、福岡県には鬼滅の刃の聖地とされている場所が

複数ありますが、私が目を付けたのは全く別のことでした。

※画像はお借りしました

『鬼滅の刃 兄妹の絆』で藤襲山(ふじかさねやま)のシーンを見ていて真っ先に思い浮かんだのは玉垂命(たまたれのみこと)です。玉垂命の別名が藤大臣(とうのおとど)であること、大善寺玉垂宮で行われる

日本三大火祭りの一つ『鬼夜(おによ)』の存在が理由です。

 

偶然にもちょうど4年前の今日(9月23日)記事にしていました。

 

鬼夜は、『吉山旧記』によれば仁徳天皇五六年(三六八年)一月七日、

藤大臣(玉垂命)が勅命により当地を荒し、人民を苦しめていた賊徒(ぞくと)・肥前国水上の桜桃沈輪(ゆすらちんりん)を闇夜に松明を照らして探し出し、首を討ち取り焼却したのが始まりだと伝わります。国の重要無形民俗文化財。

駐車場近くにあった大きな鬼面

ふと、「玉垂」と名の付く神社をGoogleMapで検索していましたら

筑後地方に多く存在し、ざっと25社確認できました。

玉垂命(藤大臣)が祀られた神社が密集していることと、鬼退治は関係があるのかもしれないと妄想していたわけです。

ここでは玉垂神社に祀られているのはすべて玉垂命(藤大臣)のように書いていますが、社名から解釈しているだけですので悪しからず。

ハートの印が全部玉垂神社でその中にポツンと溝口竈門神社が鎮座しています。

私はまだ拝見していないのですけど、

鬼殺隊を支える「柱」の一人、煉獄杏寿郎(れんごくあんじゅろう)

炭治郎のことを何の前触れもなく、「溝口少年!」と呼ぶシーンがあるようです。

なので、溝口竈門神社が本当の聖地だと言われているとか、いないとか。

 

 

ちなみに、うきは市吉井町にも竈門神社が二社あり、溝口という地名の近くと、

日岡古墳・月岡古墳の近くに鎮座しています。そちらは聖地と騒いでいる人はいないようですし、勤務先と近いので行ってみようかしら。

【9月24日追記】

早速、仕事の合間に行ってきました。

こちらは、うきは市吉井町宮田の「竈門神社」です。

 

また見つけた。むら上さん。

 

こちらはうきは市吉井町橘田の「竈門神社」です。

溝口という地名と近いところに鎮座しています。

珍しい形の手水鉢。なんだか妖怪みたい。

 

向拝の社額は外されていました。

 

色鮮やかな画像が少ないので菩提寺のいつかの藤の花と

 

吉祥寺の藤の花

 

余談ですが、「藤」さんという名字は全国12,900人中、福岡県に5,200人で

全体の半数近くが福岡県におられます。

「藤」は藤や葛の木、また藤原の氏を表すとされています。
中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)を略して称する例が多くみられるようです。

 

 

私の名字も調べてみましたら、藤は含まれないのに

由来解説の一つが藤さんと同じ

「中臣鎌足が天智天皇より賜ったことに始まる氏(藤原氏)」でした。

 

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