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瀬戸内海に浮かぶ、こどもの守り神 

香川県二社目

つしまじんじゃ

 住所:香川県三豊市三野町大見宮ノ尾末7463番地

海に浮かぶロケーションに惹かれ行きました。

線路を必ず超えないと行けません。

津嶋神社のある島は、沖合い250mに浮かぶ周囲132mの小島で

ウバメガシが島の岩にしっかりと根をおろし、生い茂り、

島の周囲は季節風や波に洗われ奇岩が連なっています。


そんな小島に、素盞鳴命(すさのおのみこと)を祀る

本殿、幣殿、拝殿、神饌殿、社務所、守札授与所がありますが、

この島へ渡れるのは年に一度夏季例大祭の時だけなのだそうです。

私はこのことを現地に行くまで知りませんでした。

 

✱狛犬✱

 

✱遥拝殿✱

由緒によると

文禄年間6月から8月にかけて、この浦に女のうたう声が聞こえ、

その声を村の人は怪しみ尋ねてみました。
何も見当たりませんでしたが、
巫女に「我は海中に住む神。名は津嶋神という。今よりこの島に祭るべし。
祠など造る必要は無い。何よりまず、木を植えるべし。それが我神体なり。
さすれば、村の子供、牛馬を病から守るなり。」というご神託がありました。

 

里の人たちは早速、鳥居をたてて島に祭り、

以降旧暦の6月24、25日の両日に祭り事を営みました。

これが、現在の夏季大祭の始まりとされています。

(昭和45年、子供の夏休みに合わせて旧暦から今の8月4日、5日に改められました)

毎年夏季大祭では約10万人の参拝者で賑わうそうです。

✱鳥居✱

島に向かってたっています。

✱つしま橋✱

この橋は1年に2日間しか渡れない幻の橋なので

別名「しあわせ橋」とも呼ばれ、渡ると幸せが訪れるとされています。

 

最寄り駅の「津島ノ宮駅」も、同2日間のみ営業する幻の駅。

日本一番営業時間の短い駅として、営業日には多くの鉄道ファンが訪れるそうです。

夏季大祭以外はゲートが閉まっていて、入ることができません。

 

よく見ると、橋の土台と橋桁だけがあり

渡るための板的なものはない状態です。

夏の2日間の為に板を敷くのも大変な作業だと思われます。

夏季大祭の様子。画像は三豊市観光交流会さんからお借りしました

 

境内の木に吊るしてあった絵馬はーと

 

年に2度しか渡れない幻の津嶋神社

ロマンがあり素敵です。

 

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