まるで人生のよう。
時折、太陽に雲がかかり、太陽に眩しいくらいのさっきまでの輝きはない。
しかし雲がかかったからこそ、
より丸く美しい本来の姿がハッキリと見える。
人生も時に雲がかかる時がある。
常に順調というわけではない。
太陽のように自分は腐らず変わらず、
自ら光を放つことさえ忘れなければそれでいい。
他人からの見え方ではなく、
自分の信じた大事な価値観。
自ら放つ光。
見方によって、見る場所によっては、闇に感じたとしても、
雲の上で、太陽自身は関係なくいつも晴れているのだ。
谷は決して嘆くものではない。
山頂に小川はないが、谷には小川やそこに水を飲みにくる動物たち、苔、草木、虫も集う。
谷こそ肥沃だ。
谷の時こそ、
雲がかかった太陽のように、
より輪郭がハッキリと
その人の本望の美しさをきっと見せてしまうものだ。
だから腐らず変わらず、らしく生きる。
じぶんが自分に◯を出せる生き方。
それでいい。