本日は「天才!成功する人々の法則」という本を読みました。この本では成功者の法則について普通とは違った視点から見ており、様々な新たな発見をさせられました。


普通、成功者というと特別な能力が元から備わっている人(天才)だとか人よりも努力家であり勤勉である人物だと思われていますが本書を読むことで違うんだなと痛感させられました。


まさかと思われるでしょうが生年月日に成功者となりえる法則があり、その時代に起こった出来事(チャンス)や生まれた環境、周りの人の手助けにより成功者は成功者と成り得たのです。(あのビルゲイツさえも)


ですから逆に言えば天才であっても生まれた時代が少しでもずれ、周りの環境がその才能を見出せる環境になければ成功者にはなれないということになります。(天才でありながら成功できなかった事例もあります)


私はサッカーが好きなのでサッカーの話題に絞らせてもらいますと、日本でもそうですがヨーロッパでは小さいころからサッカーにおいて上から様々なカテゴリーに分けられます。そしてそのカテゴリーの中でも最上位のものだけがユースチームに入りユースW杯などを経験しトップリーグのクラブチームに入り代表やクラブチームで活躍します。


しかしこの小さい頃に上から様々なカテゴリーに分けられるというところに問題が生じます。日本では4月1~3月31日までが1学年とされます。海外ではこれが1月1日~12月31日が1学年という風になっているわけですが1月1日生まれの小学1年生と12月31日生まれの1年生ではほぼ1年違うため体格や身長に大きな差がうまれます。そうすると同じ学年でサッカーをする場合1月1日生まれの方が当然、有利となります。そうすると1月2月3月生まれなどは上のカテゴリーに配属され、より良い環境で試合ができ試合も多くすることができます。良い環境で試合を多くこなせるということは本書で書かれている1万時間の法則も加わってきます。


1万時間の法則というのは世界レベルの技術に達するためには最低、1万時間以上の練習量が必要というものです。ですが1万時間の練習量を確保するためにはサッカーが常にできる環境が不可欠であり、試合も多くこなさないといけません。そのためには小さい頃から上のカテゴリーに入る必要があり、そのためには1月2月3月生まれが圧倒的に有利ということになってきます。海外でのシステムがこのように設定されているためスポーツにおいて有能な人材は現在の2倍以上いるのではないかと著者は語ってもいます。


生まれた月によりその人の成功が決まる要因の一つになるというのは僕にとって衝撃的でした。そしてそれが何故なのかということも具体的な事例を用いて分かりやすく書かれているため本書は非常におもしろい作品だと感じました。時間があれば是非、読んでみてください。


「天才!成功する人々の法則」 マルコム・グラッドウェル著