アメリカに来て 驚いたことはいっぱいあります。大小さまざま、結構大らかな性格な私は OK!って感じですが、最初はビックリしたりあまりにスケールが違って腰を抜かしそうになったこともありました。慣れてきました。
皆様に最近?? と思った小さな出来事をご紹介しましょう。
近所にあるスーパーマーケット(全国的な展開をしているような、日本で言うと ダイ○ーとか○キュウーストアー、イト○カドー等) をこちらでは グロッサリーストアーと呼びます。
グロサリーストアーには特殊なものを除き、何でもあります。
大きなグロッサリーストアーのすぐ横にはドラッグストアーと呼ばれる、日本で言うと薬屋さん+雑貨屋さん といった感じのお店があります。(生鮮商品は昔は全く見かけませんでしたが、最近は増えてきました。)
先日私がグロッサリーへ日常品 洗剤を買いに言った時のお話しです。
棚を探してもいつも使っている洗剤がありません。
洗濯機に指定されている洗剤です。
棚にあるラベルを見渡しても・・・それらしきラベルはあるのですが 「商品がない・・・」
結構品切れは多いんです。
そこで そこの店員さんに 「**という洗剤はありますか?」
こうやって聞いて 裏の倉庫から持ってきてくれたことは過去に一度もない、ですからわが家族は品物がないと
あっさり諦めて帰ってくる。
私はせっかく来たのですからと聞いてみる・・・
私 「**という洗剤はありますか?」
店員さん 「**という洗剤ですね?」
「ここのセクションの人を呼びますね~」
暫ーーくすると 待つとガムをかみながらたいがいニコニコしながらやって来る
セクションの店員さんがやってきました。
店員さん 「はい、元気? 天気良いよね~、週末は楽しかった? 今日は一人?・・・・ 」
私は適当に挨拶して 「**という洗剤はありますか?」
店員さん 「あ、あれね。ないかも?!」
私 「**は」品切れ?」
店員さん 「あ、先週からないかも~」
私 「そう・・・ま、急ぐものでないし、今日でなくてもいいかな・・・・」
返事をしつつ、残念せっかく来たのに、さてどうしようかな・・・・?これから他へそれだけ買いに行くのも・・・と 考えていると・・・・・
店員さん 「大丈夫だよ、道の反対側のXXXストアーで売っているよ!」
「しかも、いまあそこはSALE でここよりも $OO 安いよ!」
「私も昨日かって帰ったのよ~」・・・ここよりあちらの方で買った方が良いよと言わんばかりの・・・
私 「ありがとう!」
こんな会話でした・・・・・
いかがですか??
日本とはちょっと違いますよね。 ちなみに道の反対側のストアーはライバルストアーです。
日本でしたらきっと・・・
まず、品切れはなかなかないでしょう?!
次に品切れのときは次回はいつ入ってくるとか、他社の製品や類似品を勧めてくれるでしょう?!
そして丁寧すぎるほど ”すみません” を繰り返されますよね。
その上、ライバル店の情報やSALE、金額までは言わないですよね・・・
お店やその個人の違いもあるのでしょうけど、大方がそんな感じ。
”愛社精神” ”自分の会社” って感じはあんまりないんですね。
時間から時間までそこで働いているだけ、そんな感じに思えます。
お友達や家族は呆れている人も多いです、日本から来て長く滞在する事のある我が両親や家族は ”あきれた!”
でも私はお店の中でワーカーとお客様が同じ目線でいるような、とってもとってもフレンドリーで気さくに声をかけてくれる人達ですから 結構気安く、らくチン。慣れてきてしまっているんですね~~~、でも逆に自分はそうなりたくないと強くおもいます。
しかし だんだん日本のデパートや旅館のようにあまり硬く、<お客様~~>見たいなのは苦手になって来ているのも事実かな(笑)
こんな日常のちょっとしたことがアメリカと日本、アメリカ人と日本人の違いを感じます。
みなさんはどんなふうに思いますか?