トシちゃん(田原俊彦さん)が主演した、昭和末期のトレンディドラマ「教師びんびん物語」(1期、1~3話)を見た。



トシちゃん、ルックス的なかっこよさではこのころが全盛期と言われるだけあって、超絶かっこいい。異様に躍動感があってハキハキしててシュッとしてて爽やかでちょっぴりワイルドで、そりゃもう最高だ。


キャラ的には、今に至るトシちゃんのキャラの兆候がもうこのころすでにあって、ウザいほど一本気で過剰サービスでやや暴走気味だけど本人に悪気は無い、そして組織の体制より個人の自主性を押し通す、嫌われても気にしない、というトシちゃんの人柄が、主人公の型破りな教師(徳川龍之介)の役にピッタリとフィットしてるところが、このドラマの大ヒットの要因であると思う。


セクハラ・パワハラシーン、喧嘩・体罰(と思われる)シーンが時々映るが、今なら一発アウトと思われるケースでも、当時は根本に愛情があり、痛みや辱め・ぶつかり合いでしか分からないこともある、ということで許容される感覚が残っていた時代だと分かる。


当時よりも今の方が、社会的にもコンプライアンスが叫ばれ、セクハラ・パワハラその他の「××ハラ」という言葉が生まれ、教師に限らず社会人は皆、組織の体裁や決め事、過去の常識や暗黙の了解とされることに縛られ、一定の領分をはみ出ないように縮こまって生きている。だからこそ、人は本来お堅い身分の人が、自分の信じる正義を貫いて大暴れする反体制・下剋上の物語に憧れるんだろう。その最大の見本が、去年の半沢直樹かもしれない。


しかし、このドラマの舞台は東京の銀座だが、そういう大都会であっても今と比べると時間がのんびりと流れているし、あらゆることがデジタルに処理される今と違い、人の意志や感情がよりナチュラルでわかりやすいと感じる。この30年弱で社会も人も変わった。


とにかく、僕はトシちゃん目当てで見ましたが、懐かしいだけでなくキャスト・ストーリーも良質な、よくできたドラマです。続きが楽しみ♪


(追伸)

昨日、僕がCマンに出演したときに、僕の登場にワーキャー熱狂している高校生の女の子(16~17歳?かなりカワイイ)がいたとの証言を松岡親子より聞きました。もしこのブログを見ておられたらメッセージを下さい。近日中にツイッターを開設するのでそちらで絡んでいただいても結構です。是非来週14日のCマンで逢いたいです。というか、結婚してください!!