本日行われた茨城県の記者会見です。
 
現在行っている新型コロナ対策、茨城独自緊急事態宣言の解除を明日22日で解除すると発表がありました!!!\(^o^)/ばんざい
 
 
 

茨城県緊急事態宣言解除

 
ところで、緊急事態宣言に関しては一応茨城県のホームーページには詳細が書いてあるんだけど、なかなか見る事もないだろうから、本日22日の記者会見内容をメインに、自分なりに調べながらまとめて解説してみた(;^ω^)最近ではろくに調べもせずに文句たれるのが多いこと。質問するにも礼儀というものがある。
 
 
 
 
 
緊急事態宣言の解除の根拠
 
緊急事態宣言の解除の目標として、
・県全体の1日あたりの陽性者数が60人以下となり減少傾向にあること
・病床稼働数が185床以下になること
これらはいわゆる、茨城県独自コロナ対策「茨城版コロナNext ver.3」のステージ2に該当。ステージ2に下がる事を解除の目安としてきた。
 
 
これらの基準を達成
2月21時点
・県全体の1日あたり陽性者数30.1人
・病床稼働数176床
 
茨城県緊急事態宣言解除
 
 
 
 
 
経済へのデメリット
過剰なコロナ対策はデメリットを生じる恐れがあり、経済と感染対策のバランス、総合的に見る必要がある。
 
 
 

 
 
 
しかし一部の声で「感染が続いてるだろ!解除なんてもってのほかだ!無能な知事だ!」などという声が聞かれる
 
 
それは確かに、県全体では感染者は減ってるとはいえ一部地域では感染の拡大が続いている。
 
 

 
茨城県緊急事態宣言解除03
茨城県緊急事態宣言解除04

 
 
 
 しかし
 
 現在の感染者数の感染経路別でみると、それはクラスター感染が大半で、感染経路不明な新規感染者の数は減っている。何もない所からポッと出てきた新規の感染ルートである新規感染者と、ひとりの感染者から感染していったクラスター感染とでは感染性質や脅威度が異なる。
 新規感染者の場合はどこで移されたか分からない感染経路不明の場合が多く、1日あたりのこの人数が多いと市中感染の疑いがある。市中感染とは知らずうちに移されて、また移してしまうという最悪な状態だ。どこで移されたかも分からないから接触した人などを追跡調査するという事もできない。
 
 対してクラスター感染や濃厚接触者の場合は、1人の感染者から複数人が移されたもので、発生場所や接触した人が既に特定されている。そしてある程度場所がかたまっている
 クラスター感染、濃厚接触者は新規の感染者と比べると性質がだいぶ違い脅威度は低い。そして、クラスター感染・濃厚接触者経由の感染は新規と違って、感染対策でなんとかなる場合が多い。具体的には、そのクラスターが発生した建物内において人々の動きを制限する「動線の見直し」、換気や手洗い、などできることは多い。
 
 
 
 茨城県内の感染経路別では「知人・家庭内」「医療・福祉関係」などの濃厚接触・クラスター感染が多く、次いで職場内の感染。
 医療・福祉関係のクラスター感染では、つくば市の病院内で発生しているクラスター感染が続いており、つい最近では那珂市の病院でもクラスターが発生した。
 職場内感染では、坂東市で発生した同僚と会食クラスターなど、職場でのマスク無しでの会話、喫煙所や休憩室での感染が発生しているようである。
 

クラスター発生例
・河内町の事業所で技能実習生ら感染
・阿見町の事業所でクラスター
・坂東市内の事業所でクラスター
・つくば市内の病院でクラスター
・筑西保健所管内の病院でクラスター
・坂東市の同僚会食クラスター
・那珂市内の病院で
 
感染者経路別 日別内訳 茨城県発表分 と水戸市発表分 直近1週間
2月22日(月) 新規1 / 濃厚接触者13
2月21日(日) 新規4 / 濃厚接触者44 (水戸市濃厚接触者1)
2月20日(土) 新規3(水戸市新規1) / 濃厚接触者34
2月19日(金) 新規5(水戸市新規1) / 濃厚接触者16
2月18日(木) 新規6 /濃厚接触者 / 濃厚接触者32 (水戸市濃厚接触者1)
2月17日(水) 新規2 / 濃厚接触者23 (水戸市濃厚接触者1)
2月16日(火) 新規10 /濃厚接触者11
 
 
 
 
県内陽性者の推定感染経路
 
 
茨城県緊急事態宣言解除05
 

 
 
 
緊急事態宣言が解除になったとはいえ油断は禁物!
 
茨城県内コロナが改善して緊急事態宣言が解除されるとはいえ、感染は局地的にまだ続いており、油断は禁物。
 
各自、感染対策の感染対策の実践をしましょうつい最近では会食クラスターが発生しました。足を引っ張る事になってしまうのでマスク無しの場面では注意しましょう。
 

茨城県緊急事態宣言解除06
 
 
茨城県緊急事態宣言解除07
 
茨城県緊急事態宣言解除08
 
 
 
 
 
 

 
 
現在、感染が下げ止まりとなっている原因はクラスター感染
 
 
 
感染がクラスター感染が拡大している事業所に、茨城県のクラスター対策班を派遣し、クラスター対策の支援や指導など対策を強化。場合によっては職員が常駐する対策を検討。
 
茨城県独自緊急事態宣言11
 
 
 

 
 
 
 
 
22日現在の茨城県独自コロナ対策「茨城版Next Ver3」
ステージ 2
 
茨城県のコロナの状況が改善し、ステージ2に下がりました。
 
ステージ2=原則として休業要請、自粛などを行わない。イベント開催なども平常通り(ただし感染状況によっては市町村個別に対応。22日現在の要注意市町村指定は無し)
 
ただし、茨城アマビエちゃんの登録が前提。
 
特に罰則はありませんが、昨年10月、事業者や利用者、イベント主催者など全員が対象とし、茨城アマビエちゃんの利用をすることが義務となりました。
 
茨城アマビエちゃんのアンドロイド版が最近になってリリースされ、自分も早速ダウンロードして使いました。
 
ちなみに、記念すべき茨城アマビエちゃん店舗登録は、茨城県那珂市のホーマックでした(笑)すごく簡単に登録できるので、是非みんなにもおすすめです。
 
 
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茨城版コロナNext Ver.3 判断指標
 
茨城県独自緊急事態宣言解除09
 
茨城県独自緊急事態宣言解除10
 

 

大井川茨城県知事メッセージ 記者会見から

 茨城県独自の緊急事態宣言について、明日解除する事を発表します。これまで対策にご協力いただきました県民の皆様、特に医療関係、介護福祉関係の皆様方の多大なるご努力に心から感謝を申し上げます。
 緊急事態宣言の解除といってもコロナ感染症がなくなったわけではありません。まだ県内での感染が増えている状況ですし、新規の感染者が下げ止まっている状況です。決して油断はならないという事で、感染防止の努力を引き続きお願いします。
 
新型コロナウイルス感染症に係る茨城県知事記者会見 |令和3年2月22日(月)
 
 
 
 
 

 
というわけで、明日、緊急事態宣言解除されます。
 
仕事ではだいたい現場仕事が多いので外にいますけど、それ以外の遊びでの外出ができなかったりしたので、明日の解除の知らせは嬉しい知らせです。感染対策をして、今までできなかった遊びでの外出などを楽しみたいと思います。
 
とりあえず、梅が見ごろな偕楽園がいいかな📷😋
 
ぜひ、感染対策をしてお出かけやアクティビティなどを楽しみましょう