最新記事: 容疑者を殺人容疑で再逮捕。
那珂市菅谷の死体遺棄事件。理髪店経営の知人女を死体遺棄容疑で再逮捕
先月7月23日農道の地中から男性の遺体、(島津一春さん(89))が見つかった事件で、捜査に進展がありました。
知人の女を死体遺棄容疑で逮捕!!
やっと、という感じですねC= (-。- ) フゥー
事件捜査開始当初から捜査に手こずってるような感じだったし続報も無くなって、正直なところ証拠不十分で無罪放免になるんじゃないかと思っていました。
しかし、死体遺棄容疑で犯人再逮捕という事でひとまずは安心ですね。
これまでの事件に関する一連の流れをおさらいします。新聞記事を参考に時系列で追っていきたいと思います。
(1年前) 島津一春さん、親族の介護のため長野県から那珂市に移住
【5月上旬頃】 長野の親類にハガキを出す
5月上旬頃。長野の親類宅に、島津さんから「6月8日に帰る」とのハガキが届く。
【5月下旬頃】 島津さん親類女性宅に男女2人が出入り。
5月下旬ごろ、島津さん親類女性宅へ男女が出入りしているのを近所が目撃。
なお、男女2人が出入りしているのは約1年前から頻繁に出入りをしていたそうだが、島津さんが長野から介護に来てからはその頻度が減ったという。
その男女2人のうち、女性が佐藤和枝容疑者だったのかどうかまでは特に新聞には書いてないから分からない。仮に佐藤容疑者だったとしたら、この男も何らかの事情を知っているんじゃないかと。という無難な程度にとどめておきます(^◇^U
【6月6日】 島津さん、近所に挨拶に訪れる。
近所の住人が引っ越しするのにともない、足腰不自由な親類女性に代わり島津さんが近所に挨拶に訪れる。少なくともこの時までは生存が確認されている。
ちなみに、この日以降、島津さんの姿は確認されていない。
【6月7日】 親類女性入院
翌、6月7日。島津さんが介護をしていた親類女性が入院、介護ひと段落。
介護がひと段落するにともない、周囲には「8日か9日に自宅に帰る」と話をしていたそうだ。 なお、先にも書いた通り、長野の親類宅には「6月8日午後に帰る」とのハガキを、5月上旬に出している。
しかし、ここでちょっと疑問だけど、親類女性を病院まで送っていったのは果たしてだれなのか?島津さんが病院に送っていったなら、7日までは病院関係者により生存が確認できているはず。新聞では6日まで生存が確認されている、となっている。島津さんじゃない誰かが病院に送っていった、または病院の車が迎えに来たという事なのでしょうが。
そして、1か月先のスケジュールをそんな時間単位で精密に分かるものなのかな??日付までならわかるけど、「いついつの午後に帰る」とか。
そのハガキ、本当に島津さんが書いたものなのかな??
【6月8日(午後)】 タクシーが約束の時間に迎えに行くが・・・
6月8日の午後。
タクシーが島津さんを迎えに駅に迎えに行ったが、約束の時間になっても島津さんは姿を現す事はなかった。
【6月8日(夜)】 住民が、島津さん宅の電気がついている事を確認
6月8日の夜、近所の住人が島津さん宅の電気がついている事を確認している。
しかし先に書いた通り、
島津さんは同日午後に長野に帰るためタクシーを呼んでおり、電気は消してから帰るはずだが。
電気をつけっぱなしで長野に帰るのはどうみても不自然。
そこにいたのは犯人なのか?既に亡き者になっている島津さんなのか?? はては犯人が生存を偽装して照明をつけっぱなしにしておいたか?消す人もいないからそのまま電気がつきっぱなしになると。
【6月11日】 親族から島津一春さんの捜索願が出される
【7月20日】 佐藤和枝容疑者(56)を窃盗で逮捕
「佐藤和枝容疑者(56)は3月下旬ごろ那珂市菅谷の金融機関のATMで島津さんの親類女性名義のキャッシュカードで現金数十万円を盗んだ容疑で逮捕」
(茨城新聞 2017年8月10日から)
現金を引き出される被害に遭ったのは、遺体で発見された島津さん本人ではなく、島津さんが介護をしていた親類女性とのこと。また、現金を盗まれるなどの被害に遭っていたという。
しかし8月10日の新聞を見るかぎりだと、佐藤容疑者を窃盗容疑で逮捕するもその後処分保留で釈放されていたようだ。で、なんで釈放されたんだ?
恐らく佐藤容疑者は容疑を否認し、証拠が揃わなかったあるいは佐藤容疑者が「足腰不自由な島津さん(親類女性)から頼まれて現金を引き出しただけよ!」とかって言ったんじゃないのかね??・・・( 一一) ところでなんで暗証番号知ってるのか?親しげに近づいて聞き出したというパターンなのか。この事件に限らず高齢者が騙される事件は相次いでいる。
【7月23日】 那珂市菅谷の農道から男性遺体発見
佐藤和枝容疑者の自宅理容店を捜索中に、裏の農道に男性の遺体を捜査員が発見。
窃盗容疑で逮捕された佐藤和枝の自宅などを捜索中に、捜査員が遺体を発見。 捜査員は地表面に不自然な点に気づいた、との事。
恐らくは、例えばそこだけ雑草が生えてないとか、盛り上がってるとかそんな感じなのでしょうけれども、さすがよく気が付いたなと。さすが捜査員だけあって観察力が鋭い!
しかし、家庭菜園や農業やってる人なら分かると思うが、穴を1m掘るだけでも相当大変です。そんなのを50歳の女性が一人でできるものなのか?しかも遺棄場所が住宅のすぐ裏の農道で発見されるリスクは高いでしょうから、短時間で終わらせないといけない。3日かけてゆっくり掘るなんてできない。普通に考えると少なくとも暗いうちや、夜明けまでとか。遺体を運ぶのにも力を要するでしょう。よって他にも共犯者がいるんじゃないでしょうか??この点はどうでしょう?
ここからは新聞報道を中心に。
以下詳細
↓ ↓ ↓
23日午後2時40分ごろ、那珂市菅谷の農道の土中から、男性の遺体が見つかった。那珂署と県警捜査1課が、6月に行方不明となった高齢男性の行方を捜査していたところ、窃盗事件が判明し、関係箇所を捜索中に遺体を発見した。窃盗事件の容疑者と高齢男性は知人同士という。同課などは見つかった遺体がこの不明となっている高齢男性か確認を急ぐとともに、死体遺棄事件を視野に捜査している。同課などによると、遺体の男性は身長約155センチ、長袖Ⅴネックシャツ、股引のようなものを着用し、靴は履いていなかった。一部腐敗しているが、目立った外傷は見当たらない。所持金品はなかった。24日に司法解剖し、死因を調べる方針。6月11日、高齢男性が行方不明となったと親族から届けがあり、同署が認知した。男性の行方を捜査している過程で、男性の知人が窃盗事件に関与していることが分かり、この知人を窃盗容疑で逮捕した。知人の自宅など関係箇所の捜索や検証を行っていたこの日、捜査員が土中から男性の遺体を発見した。現場は用水路わきの農道で、住宅や店舗の敷地と隣接している。22日夕に捜索中、地表面に不自然な点が見られたことから、捜査員が確認したところ、遺体のようなものが見えた。23日に掘り返して遺体を発見した。 同課などは、遺体が行方の分からなくなっている高齢男性かどうか確認を急ぐとともに、交友関係などを調べている。現場はJR水郡線上菅谷駅から北方約800㍍で、道路に沿って住宅や店舗、畑がある。 男性の遺体が発見された農道付近は普段、人けがあるような場所ではなく、23日夜は非常線が張られ、周囲はひっそりとしていた。 近くの男性は「4日前くらいから、警察が何か捜索していた。何が起きたか分からない。不安で仕方ない」と話した。男性によると、7月初旬に警察官が訪れ、「高齢男性が失踪したが、見掛けていないか」と尋ねられたという。 農道は、民家と田畑の間にあり、通りから住宅に遮られて見えない。民家の間の小道を通らなければ農道に入れない。
男性1年前から滞在 交友関係を捜査 / 2017年7月26日茨城新聞那珂市菅谷の農道地中から身元不明の男性遺体が見つかった死体遺棄事件で、失踪した高齢男性は6月8日ごろまで現場近くの親類宅に滞在していたとみられることが25月、分かった。約1年前から滞在していたことも判明。県警は、県外の親類から行男不明の連絡があった6月11日までの数日間にトラブルに巻き込まれたとみて調べている。複数の住民らによると、高齢男性は親類が体調を崩したため、介護のため1年ほど前から同居していた。6月6日には、近所の住民が引っ越しするのに伴い、高齢男性が親類に代わってあいさつに訪れたことが確認されている。翌7日、親類が病院に入院したこともあり、高齢男性は「8日か9日に(県外の)自宅に帰る」と周囲に話していたという。住民によると、8日夜には親類宅の明かりがついていたが、9日以降は、高齢男性が在宅している様子は確認されていない。11日、高齢男性が帰ってこないと県外の親族から連絡があり、県警が同市の親類宅を確認すると、男性の姿はなかった。県警は23日に近くの農道で見つかった遺体が高齢男性の可能性があるとみて身元の確認を進めるとともに、男性が1年間滞在する間などに交友関係が広がっていたとみて調べている。司法解剖の結果、遺体は少なくとも60歳以上とみられ、死後1カ月以上たっているという。死因は特定できなかった。県警は今月20日、高齢男性の知人を窃盗の疑いで逮捕した。この人物の自宅などを捜索中、農道の地中から遺体を見つけた。この人物が失踪した高齢男性について何らかの事情を知っている可能性があるとみて調べている。高齢男性の親類宅では今年に入って複数回、現金が盗まれるなど窃盗被害に遭っていた。
男女が出入り 不明の親類宅 / 茨城新聞2017年7月27日那珂市菅谷の農道地中から身元不明の男性遺体が見つかった死体遺棄事件で、行方不明となった高齢男性が滞在していた現場近くの親類宅に、数年前から男女2人が頻繁に出入りしていたことが26日、分かった。5月末ごろにも確認されていた。県警は何らかの事情を知っている可能性があるとみて調べている。複数の住民らによると、男女は数年前から、高齢男性の親類宅に毎月数回、出入りしていた。男性が約1年前、親類の介護のため、同居するようになってからは頻度が減ったものの、今年5月末ごろにも、男女が乗ってきたとみられる車が止まっていたという。親類は6月7日、病院に入院。男性は「8日か9日に(県外の自宅に)帰る」と周囲に話していたが、行方が分からなくなった。不審に思った県外の親類が県警に届けた。 県警は男性の行方を捜していたところ、窃盗事件を把握し今月20日、窃盗容疑で男性の知人を逮捕。この人物の自宅などを捜索中、農道の地中から遺体を見つけた。遺体は高齢男性の可能性があるとみて身元の確認を進めている。親類宅では今年に入って複数回、窃盗被害に遭っている。
帰宅直前トラブルか 男性の土産、荷物残る / 茨城新聞 2017/7/28那珂市菅谷の農道地中から身元不明の男性遺体が見つかった死体遺棄事件で、行方不明となった高齢男性が滞在していた現場近くの親類宅に、男性が長野県の自宅に帰るためまとめたとみられる荷物や土産品が残されていたことが27日、分かった。県警は男性が帰宅直前にトラブルに巻き込まれた可能性があるとみて詳しい経緯を調べている。長野の親類によると、現場近くの親類宅には、男性が帰るため用意した土産品や、まとめられた荷物が残されていた。男性はこの家の親類の介護のため、約1年前から滞在していた。長野の親類宅に5月上旬ごろ、男性からはがきが届き、6月8日午後に帰ると示してあった。8日午後、タクシーが約束の時間に駅まで迎えにいつたが、男性は現れなかった。同じ6日には現場近くの親類宅付近で姿が確認されていた。県警は同11日、男性の行方不明を認知して探す中、男性の知人を窃盗容疑で逮捕。この人物の自宅などを捜索中、近くの農道で遺体を発見した。県警は遺体が高齢男性の可能性があるとみて身元の確認を進めるとともに、この人物が何らかの事情を知っているとみて調べている。
【8月9日】 死体遺棄容疑で知人の女逮捕
8月9日、死体遺棄の疑いで島津さんの知人で理容業、佐藤和枝(56)=処分保留で釈放を再逮捕。
容疑者は当初から否認していて(※いちおう認否は明らかではない)自白によるものじゃないと思うから、警察は何らかの証拠をつかんだのだろう。理容店では連日捜査が行われている。
死体遺棄 知人女逮捕 自宅埋めた疑い / 2017年8月11日茨城新聞那珂市菅谷の農道地中から現場近くに住んでいた無職、島津一春さん=当時(89)=の遺体が見つかった事件で、県警は9日、死体遺棄の疑いで、島津さんの知人で現場近くの理容業、佐藤和枝容疑者(56)=窃盗容疑で逮捕、処分保留で釈放=を再逮捕した。佐藤容疑者は遺棄への関与をほのめかす供述をしているという。県警は島津さんが死亡した経緯についても事情を知っているとみて調べる方針。再逮捕容凝は6月上旬ごろ、那珂市菅谷の農道に島津さんの遺体を埋めて遺棄した疑い。県警は共犯がいる可能性を含めて捜査していることを理由に、佐藤容疑者の認否を明らかにしていない。島津さんは、佐藤容疑者が経営する理容店の客だった。県警は行方不明届が出された島津さんを探す過程で、7月20日に佐藤容疑者を窃盗容凝で逮捕した。逮捕容疑は3月下旬ごろ、那珂市菅谷の金融機関で、島津さんの親類女性=同所=名義のキャッシュカードを現金自動預払機(ATM)に挿入し、現金数十万円を盗んだ疑い。 県警は窃盗容疑の認否も明らかにしていない。佐藤容疑者と女性は知人で、互いに自宅を訪れていた。島津さんは昨年3月ごろ、この親類女性の介護のため、長野原飯山市から現場近くの親類宅に住み始めた 今年6月6日午後、自宅近くの防犯カメラで確認されたのを最後に行方が分からなくなっていた。 佐藤和枝容疑者は1994年、同所に理容店を新築し、営業を始めた。利用者によると、島津一春さんも客の一人だった。 県警は7月20日に窃盗容疑で逮捕した佐藤容疑者の自宅兼店舗などを捜索した際、地表面に不日然な点が見られたため掘り返したところ、農道の地中から遺体を発見した。 現場は、島津さんが昨年3月ごろから、住んでいた親類女性の家と水田を挟んで約130メートルの距離だった。.佐藤容疑者と親類女性は以前から交流があり、互いの家に出入していた。
8月9日、18時48分撮影。この日の捜査が終わって帰るところ。↓↓

理髪店裏の死体遺棄現場。ブルーシートがかけられ現場保存されている。↓↓

しかし、まだ安心できない。
死体遺棄は3年以下の懲役で、窃盗罪(10年以下)よりも軽い。
窃盗罪が処分保留で死体遺棄容疑で再逮捕?という事はむしろ軽くなってる??
「窃盗及び死体遺棄」なのか「死体遺棄」なのか定かではないが、死体遺棄だけならむしろ軽くなってるんじゃないか?(>_<)
殺人についてはどうなのか?
自分なりに推理してみた。。。。(ー`´ー)
島津さんは窃盗の犯人が知人の佐藤和枝容疑者である事に薄々気が付いていて、その事を佐藤容疑者に問い詰めた。自白するように促すが、容疑者と口論となり殺害された。
あるいは島津さんが重要な証拠を握っていて証拠を隠滅を図るために存在を消した。こういう事も考えられないだろうか??
警察には島津さんが死亡した経緯についても、真実を追及してほしいと思う。
というわけで、これを突破口に、茨城県警には真実を追求してほしいと思う。不起訴というオチは無しで。
引き続き、捜査を行く末を見守りましょう。