日立製作所が時速72kmの世界一の超高速エレベーターを開発





ヤフーニュースで気になる記事が出ています。

見出しは、「地上から95階まで43秒 日立が世界最速エレベーター」

HITACHIが、地上95階までを43秒、時速72kmの世界最速のエレベーターを開発したというのです。

なんということでしょう!世界一ですΣヾ(゚Д゚)ノ

一秒あたり2.2階です。音楽で言うとテンポbpm132でしょうか。テンポ132で上昇していく感じです!メトロノームを132に合わせると分かりやすいと思います。

因縁の東芝に敗北??してスカイツリーには納品できませんでしたが、リベンジです。

ここで思い返すのが、ひたちなかにある日製水戸工場のエレベーター研究塔「G1タワー」(高さ213m)です。

どっからでも目立つあのデカイタワーです。茨城県庁が高さ116mだから約2倍弱の高さです。

世界一のでかいエレベーター研究塔を建設した甲斐があったものです。









茨城県ひたちなか市、日製水戸工場(現・株式会社日立製作所 都市開発システム社 水戸統括本部)にある、世界一のエレベータ研究塔G1タワー       ↓↓

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 地上から95階まで43秒 日立が世界最速エレベーター 


日立製作所は21日、世界一速いエレベーターを開発したと発表した。2016年に完成予定の中国・広州市の111階建てビルに、2基取り付ける。時速72キロ(分速1200メートル)で、1階から終点の95階まで43秒で着くという。

 現時点では、台湾の101階建てビルにある東芝エレベータ製のものが分速1010メートルで最速だったが、日立製はこれを大きく上回る。

 巻き上げる力が従来より3割強い新型モーターを開発した。かごを引くロープは強度を高め、約3割軽くした。揺れや急激な気圧の変化を抑える工夫もした。

 新しいビルの建設が相次ぐ中国は、世界のエレベーター需要の6割を占める。池村敏郎常務は「世界最速の開発で、日立の技術力を示すことができる」と話した。(内山修)
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朝日新聞社


記事元  ↓↓
ヤフーニュース







ただ、ひとつ気がかりなのが。。。。

記念すべき第一弾の納品先が中国ですね。

中国と言えば、日本技術の盗用やたびたび欠陥や手抜き工事で問題になっていますが、日立エレベーターの技術を盗まれたり、あるいはエレベーターの定期点検を行わなかったり、建物自体の欠陥でエレベーターシャフトが歪んだ事が起因するエレベーター事故が起きちゃったりして・・・。多額の賠償を請求されないか心配ですが(爆)

設置したHITACHIのエレベータを盗用した中国企業が特許申請して通ってしまうという事もありうるのです。偽物が本物に特許侵害だなんて訴えて裁判で負けた挙句に損賠賠償を請求されるという事案も発生しております。HITACHIが中国の技術をぱくったなんて言われて多額の賠償金を支払わされたり、こうなることを懸念されるわけであります。新幹線だってそうですね。あれは日本の技術を提供したものですが、中国が独自開発したオリジナルのものであると主張しアメリカなどに国際特許を申請しているわけであります。

中国に納品するべきだったのか、、、まあ、、、なんとも複雑な心境ではありますが、なにはともあれ、HITACHI世界最速エレベーターの完成を祝福いたしましょう('◇')ゞ














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