水戸市 消防出初式
2013年1月13日(日)。
雲ひとつない青空のもと、千波湖で水戸市消防出初式が行われました。
出初式では水戸市消防本部の車両の展示や、消防団による一斉放水など消防に関する各催し物やイベントが行われます。
自分も仕事柄、消防士さんや消防職員さんとちょっとだけお話をする機会なんかがたまにありまして…いろいろ何かとお世話になっておりますが、しかし出初式では普段はめったに見ることのできない消防車や救急車が見れるチャンスなのでございます。せっかくのいい機会なのでに行ってまいりました。
千波湖光圀銅像↓↓

自分が到着した時には既に消防団のポンプ車14台による一斉放水が行われておりました。放水に誘われ千波湖の白鳥も集まってきてさぞや嬉しそう??この団員の中に地元の先輩がいるのでなるべく遠くから撮影(笑)

茨城新聞社から出初式の動画がアップされていたので貼り付けときます。是非ご覧になってください。
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―――水戸市消防本部展示車両―――
はしご車
えーと、詳しくは見ないじゃったんで、はしご車という事以外に分かりませんヾ( ̄o ̄u)

高規格救急車(水戸緑岡出張所所属) /トヨタ社ハイメディック
高規格救急車とは救急救命士が行う特定行為に必要な資器材を積載した救急車で、人工呼吸器、半自動式除細動器等の機器、データ送信などに使用する自動車電話など多くの機材や器具を積載している。
これらを使用するのが救急救命士。心肺機能停止状態の傷病者に対し、医師の指示のもとに、特定行為を行うことが可能。
デザイン的には、車内での立ったままの作業が多いため、屋根部分が改造してあり、スーパーハイルーフよりさらに高い屋根になっている。また、ストレッチャーの固定部も、防振装置がついており、傷病者に苦痛を与えない配慮がされている。参考:ウェブサイト「office 119 Home Page」
水戸市消防本部水戸緑岡出張所に所属の救急車(高規格救急車)です。
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救急車内部の座席(運転席・助手席側)の様子です。
中央には、何かのメーターとカーナビ??と、電話??が備え付けてあります。
展示車両には試乗が可能という事で、坊やがノリノリでハンドル握って運転しておられました。
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座席側天井の様子。
一般車とは違う特殊な作りだという事が分かると思います。
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救急車の後部です。
救急車の後部の傷病者を収容する部屋を何て呼んでいいのかわかりませんが、とりあえず「救急車の後部」と呼ぶことにします。
やっぱり救急車の後部は怪我人や時には瀕死寸前の血まみれな重傷な患者をを運ぶと思うので、血痕とかシミがなまなましくあるんだろうなと想像をしていました。
しかし、血痕やシミなど汚れが一切無いどころか、埃ひとつ落ちていません。クリーンで衛生的な状態かつ、新車かと思わせるくらい完璧なまでにピカピカです。これは意外でした。こまめに清掃、消毒をしているのでしょう。感激しました。
自分はまだ一度も救急車のお世話にはなった事は生まれて一度もありませんが、今後もこのストレッチャーに乗る日が来ない事を祈ります(笑)
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救助工作車 (水戸南消防署所属)/ 平和機械社製
水戸市消防本部南消防署に所属する、特別救助隊(レスキュー隊)が使用する救助工作車又はレスキュー車と言われる車両です。
例えば交通事故で車に閉じ込められたり地震や災害などでも活躍します。
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サイドのラゲッジスペースにはありとあらゆるツールや機材が格納されている。
それらは綺麗に整理され容易に即座に取り出す事が可能。まるで厨房のキッチンのようだ。

この車両には興味を惹かれたので隊員さんに搭乗させてもらいました(笑)
座席側の天井は全面ガラス張りになっているため視界がとても広く上が良く見渡せるようになっています。
そして運転席側・助手席側には計器やメーター、スイッチ類がたくさんあります。
その役割がどうなのかは分かりませんが例えるなら航空機のコックピットのようです。しかし、コックピットのように窮屈ではなく意外と広々としております。

これは「AVM車載端末」と言われる、本部の通信指令室と情報のやり取りをするための装置。
指令室とやりとりをし、様々な情報表示を行うという点においては戦闘機で言うところのヘッドアップディスプレイといったところか??(余計にわかりづらいか・・・)
この端末で通信指令室との高度なデーターリンクを行ったり、様々な情報を表示したり、位置情報を送信する。航空機で言うところのビーコン又はGPSだ。
素晴らしい!まさしくハイテク機器を積んだ走る戦闘機Σヾ(゚Д゚)ノ!!(いや戦わないけど)。
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水温計??と距離計?? 走行距離1272kmって意味か?いや、ちがうな。。。。。

無線のスピーカーだと思われる。
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何かのスイッチ↓↓

はい、という事で以上です( ̄▽ ̄)ノ
急病や交通事故、火災など困った時いざとなったら助けてくれる心強いヒーロー。水戸市と城里の市民の安全と平和を守る水戸市消防本部ですが、その陰の活動があるという事知り、しかしなによりも大事なのは、ひとりひとりが防災意識を持つこと。これら消防車のお世話にならないように未然に自ら火災予防に努め防止することがなにより重要でございます。消防車を呼ぶというのは最終手段で、もう既に終わっている事がほとんどなのです( ̄ー ̄U
そして、近年多いと言われる救急車の不適切利用。ちょっとしたぶつけたくらいの怪我くらいだったら死なないので、やはり緊急性を要する以外は利用は避け、可能ならば自分で病院に行くべきなのかなと思います。
いい意味で水戸市消防本部さんには活躍の場を与えないように、未然に防止していきましょう!(笑)