大子町の久慈川に架かる上小川橋を走行中に、久慈川の川原で不思議な樹木のある光景を目にしました!

この木の名前は分かりません。

杉の木ではない事は確かですが。 そりゃそうか…。    

しかしその木は、なんか不自然で異様だったので、川原に下りて近寄って見てみることにしました。

その名前不明の木自体には特に変わった様子はなく何の変哲もないどこにでもありそうな普通の樹木なのですが、問題は生えている場所が、なんかちょっとこれはおかしいと感じたわけであります。

という事で、みなさんにも見ていただきたくべく写真を数枚撮影してきました( ̄▽ ̄)ノ






その写真がこちらです。





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なんと、川原のど真ん中に木が生えています!!

こんなところに木が生えるなんて何か不自然な感じがしますが、誰かが植樹したのがそのまま残ってるんでしょうか??

洪水になれば濁流に飲まれ流されていってしまうと思いますが…。

詳細は不明ですが、川原という悪条件でも、雨の日も風の日も、台風上陸時の洪水の激流に耐えながらも濁流に流される事なく、なんとかここまで大きく成長してやってきたのでしょう。

なんとも感慨深いものがあります(*´ー`)








昭和50年の航空写真↓
現在、木がある場所は陸地である事が分かります。
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その後、水流により河原が侵食され、川の幅が広がった事で水没しています・・・(汗)↓↓
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葉っぱ↓↓
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樹木図鑑で調べたけど木の名前が分からなかったので、品種名の分かる方はコメントで教えていただきたい( ̄ー ̄U)












パノラマ合成写真↓↓
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久慈川の水量が増水している、台風の時とか嵐の時なんかに行くと迫力のある面白い写真が撮れるかもしれません。洪水で暴れる袋田の滝の見物と併せてどうでしょう?ププッ ( ̄m ̄*)










しかしその前に、次の台風時の濁流でこの木が流されないかを心配するのが先決のようです…。


この木の側に近寄り、木の根っこの方に視線をやりますと。。。。。









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えっ( ;゚Д゚)



通常であれば、樹木というのは土に根っこを張り巡らされているかと思いますが、この木は根っこが完全に露出した状態です…。

植えてあるというよりかは、直接土の上にポンっとだけ置いただけのような非常にアンバランスで不安定な状態です!!

もし次の台風で久慈川が洪水になったら、間違いなく下流へと逝ってしまうのではないでしょうか!?

流されるには至らなくても、もうそろそろ限界付近まできているのではないかと推測します(◎ー◎;)

はじめの方は根っこに土が埋まっていたと思いますが、それが洪水時に川の水流により根っこ付近をまわりこむようなかたちで、根っこまわりの砂利や小石は大きく削り取られ、まるで根っこを掘り返すように
作用したと思われます。

もしかすると、現在は真下に伸びる数本の根っこだけで、その太い幹を辛うじて支持しているのではないでしょうか。

試しに思いっきり蹴っ飛ばして、倒れないか試してみようと思いましたがやめました…。この状態では本当にぶっ倒れてしまいそうですから(; ̄ー ̄







(久慈川増水時に流れてきたゴミが木の根っこに絡まったようで、様々なゴミが絡んでます)
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天へと空高く伸びていく枝がなんかすがすがしい、いい感じです( ̄ω ̄)
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これから、梅雨明けして暑い夏の時期と入っていくわけですが、にわか雨や積乱雲による突発的な集中豪雨、それによる川の増水や氾濫などが予想されますが、この木が濁流で倒れないかどうかが心配です・・・。

これからは、久慈川の濁流に流されないこの木のように、濁流に流されず、人に流されず、ダイエットブームに、流行に流されない人生を!!(*≧m≦*)プププ













大子町上小川橋の『詳細不明の謎の木』はここにあります↓↓

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