小川町に謎の白装束の集団現る!!~盆綱2008~



みなさまは、今年のお盆休みはいかがに過ごされているでしょうか?

海で海水浴、親戚へお墓参り、ショッピング、仕事、ディズニーランド、人さまざまだと思います。

自分は小美玉市の親戚の家へお墓参りに行きました。

親戚宅で50型プラズマテレビでテレビを見ていた時の事、なにやら、ワラを持った怪しい白装束集団がやってきました。

何がはじまるのかと思いや、ブツブツ呪文を唱え、家の中にワラをブン投げてきました。
(呪文は聞き取れませんでした)

そして短い時間でしたが、ワラを家の中にブン投げたら、白装束集団はすぐ去っていきました。

偶然にも、カメラを持っていたので白装束集団の撮影に成功しました!!(うちのおやじ撮影なのでブレていますがご愛嬌で(笑))












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              動画  ↓↓       
       









謎の白装束集団↓↓ ( ※真剣な突っ込みはご遠慮願いますw )
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白装束集団が投げた「わら」↓↓
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カメラ目線でなにか突っ込みをいれて去っていく白装束集団たち。
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 あとで聞いたところによると、あの謎の白装束集団は付近に住む普通の小川町の小学生で、『ぼんづな』と呼ばれる「つな」にご先祖の魂を乗せてきたらしい。 なるほど( ̄。 ̄)

それは、盆の(8月)13日の迎えの日に真菰で編んだ大縄を、子供達に持たせ、墓場に行き仏様(集落内の各家の先祖の霊)を乗せるための言葉文句を唱え、集落内を一週練り歩く、つまり「盆綱」に先祖の霊を乗せて各々の家に先祖の霊を連れて行き、家の入口で降ろして行くということで、各家では桶に水を入れ、手ぬぐい又はタオルを用意して先祖様に足を洗ってもらうということのようです。

 この習わしのある集落はどこも基本的には同じ風習のようですが、同じ町内であっても多少やり方などの違いはあるようで、「盆綱」そのものの縄の長さも、5mか10mか或いはそれ以上かは各集落によって様々であるようです。
 豊作祈願や無病息災の意味もあるらしい。
暑い中、30件を歩いてまわっているらしく神に仕える者も大変だな^ ^u
 

 集落の子供の人数により縄の長さが異なるようで、昔は男の子だけしかこの盆綱を持って練り歩くことが出来なかったようで、女の子はくっついて歩いていくだけっだったようです。

そして、お盆の終わりには再び来訪し、先祖の魂を乗せてあの世へ戻すらしい。
これは田舎にしかない、面白い風習だ。